添加物は「悪」か。肯定派から反対派へ

2017.4.17


最近はコンビニでもオーガニックコーナーができるぐらい、添加物を気にする人が増えてきているみたいです。「セレブはみんなオーガニック」というようなおしゃれ感覚というところもまだ否めませんが。

 

添加物に反対?賛成?

みなさんは添加物にどんなイメージを持っているでしょうか。

「一部の人が騒いでるだけでどーってことないでしょ。」

という人

「よくわからないけどなんとなく悪そうなものは避けよう。」

という人

「国や会社のやることなんて信用できない!体に悪いから絶対無添加!」

という人

 

ちなみに私はひとつめの全く気にしていない人でした。

「国がきちんと調べてるんだし、普通に生活しているぶんには問題ないよ。神経質な人は大変だなぁ。」

ってな具合です。

それが、家庭を持って食事について調べ出したのをきっかけに「んー?全く気にしないのは賢くなさそうだぞ…?」と考えるようになりました。

 

で、添加物って何がだめなの?

ここですよね。
巷で言われているように添加物が原因でガンなどの病気になってしまうことが実際にあるのでしょうか。

 

この疑問に関しては、「わからない」というのが結論です。

長期にわたって添加物が体に与える影響を調べた研究は今のところないですし、研究したとしてもそれが本当に添加物だけが原因なのかを解明するのは不可能に近いことです。

ましてやこのご時世、発表される数字なんてどこまで信用してよいやら…

 

はっきり言って、添加物自体が体にとって悪なのかどうかという問題は、どうでもいいんです。

本当に考えないといけない問題は、添加物だらけの食事にならざるを得ない暮らしをしているということです。

 

なぜ添加物が使われてるのかを考えれば見えてくること

本来添加物は食中毒を防ぐために使われるものですが、

今や食べ物に色をつけたり旨味を足したり、必要以上に長持ちするようにしてより多く売れて利益が上がるようにするための道具として使われるようになりました。

それによって、安くてきれいでおいしくて全然腐らない食べ物が一般的になりました。

しかし、その裏側で新鮮で栄養満点の食べ物がどんどん減っていきているんです。

普段、採れたてのものをどれだけ口にしているでしょうか。

近くで採れた新鮮なものよりも、地球の裏側から持ってきたものがきれいで安ければそちらを選ぶ人もたくさんいると思います。

知識がないと新鮮さや栄養は見た目ではわからないから。

でも、少し考えてみればそれが不自然であることは誰でもわかります。

 

添加物そのものが病気を生み出しているのではなくて、それによって栄養が不足したり偏ったりすることが原因になっているんです。

 

そう考えると自然に近くで採れた新鮮なものを選ぶようになっちゃいますよね。
そんな具合で、私は肯定派から反対派へ変わりつつあるところです。


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