田舎への移住が決まるまでの経緯

2016.11.12


私は現在大阪市のど真ん中でサラリーマンをしているのですが、来年の2月に夫婦で広島の安芸高田市というところに移住します。

 

都会で妻と二人で住んでいて普通に仕事をしている状況からどうして田舎へ移住することになったのか、どういう経緯で土地と仕事が決まったのかを書きたいと思います。

 

メディアでは「田舎へ移住してのびのびと余裕のある暮らしを」など、憧れのように取り上げられる田舎暮らし。イケダハヤトさんなど、実際に田舎へ移住してその豊かな暮らしぶりを発信する人も多くなってきているように思います。

しかし、現実問題乗り越えなければならないことがいくつもあります。

 

 

一番大きな壁、仕事について

移住するのであれば当然仕事よりも「どこにするか」を優先するべきですが、一番気になるところはやはり仕事はどうするのか、という部分だと思うのでまず仕事から。
 
移住した人を調べていて感じたのは、プログラミングやwebサイト作成などPCに強かったり、ものをつくる、もしくは書く仕事をしていたりと、何かしら作り出すスキルをもった方が多いということです。

こういう場所を選ばず仕事ができる人は本当に強い。移住するにおいて一番大きいと言っても過言ではない壁を比較的簡単に越えることができます。

 

もっと言うと、そういう仕事をされていて都会に住んでいる人はなんで移住しないんだろうと思います。

だって生活コストが下がれば相対的に収入が増えるんですよ。人ごみはないし、空気はきれい、野菜は新鮮で安い。メリットだらけです。

 

話がそれました。

 

 

仕事の壁は誰にでも簡単に乗り越えられる

「あーやっぱり俺みたいな平凡サラリーマンには移住なんて退職後の話だな…」

いえ、そんなことはありません。私は営業という、誰かに売るものを提供してもらえないと食べていけない、移住とはほど遠い仕事の経験しかない状態で移住を決断することができました。

 

方法はそんなにむずかしくありません。

 

 

メールを送る

簡単ですよね。メールを送るだけです。

最近は移住希望者を募っている地域がたくさんあります。そこには必ず窓口を設けられているので、「見学希望」というメールを送るんです。

それに対してどんな返事がくるかでその地域の受け入れ体制がどのぐらいできているかもわかるのでとても有効な方法だと思います。

 

地域おこし協力隊の活用

おすすめなのは地域おこし協力隊の方へのメールです。私たちはこの方法でした。

FacebookやTwitterで積極的に発信している地域おこし協力隊を見付けて、同じく見学希望の旨を伝えましょう。活発的な協力隊のいる地域はきっと素敵な環境があるところです。

 

メールすることのメリット

メールを送ると、その本気度が伝わります。そして移住窓口や地域おこし協力隊から直接地域とつながることができれば、家も仕事も人のつながりも一気につくることができるのです。

自分で仕事の募集を探していくのではなくて、「ここがちょうど人足りなくて君に来てほしいって言ってるから会ってみる!?」というように次の仕事にスムーズに、より深く出会うことができます。

地域おこし協力隊という仕事も収入が安定していて人気がありますが、もちろん応募するのは自分だけではないですよね。その分、他の人にはない強みが必要ですのでそんなに簡単とは言えません。

 

どの地域にするのか

これはもう簡単。メールの反応がよくて、実際に行って気に入ったら決める。
 
これだけです。私たちは実質ひとつの地域を見に行っただけで即決しました。縁もゆかりもない土地です。
 
「いいな。」と思ったから決めた。それで十分じゃないですか。
 
 
さあ、あなたの移住先も探してみましょう。


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