なぜ移住なのか、なぜ広島なのか、なぜ農業なのかという話

2017.10.8


なぜ田舎に移住するのか

地元は奈良の田舎で、23歳まで実家に住んでいました。20年以上田舎暮らしです。
結婚して大阪の中心に引っ越しましたが、2年経っても全然慣れない。

空気は汚れているし、密集した高層ビルで空は狭いしほとんど日影。 緑は公園と道路の並木だけ。
外に出ても気持ちよくない。

 

幸い妻も、というか妻の方がそういう気持ちが強いらしく、「じゃあ二人の直感に従ってみようか」となったわけです。
 
 

 

なぜ広島なのか

私たちは2017年2月末に広島県の安芸高田市(あきたかたし)というところに移住しました。

縁もゆかりもない土地です。

 

きっかけは、たまたま買っていたお米でした。
産地が安芸高田市で、棚田でつくっているというお米だったので、「じゃあ棚田、見に行くか!」という具合に決まりました。

妻が地域おこし協力隊の方に連絡すると、非常に熱心で親切な方で、いろんな人に「移住を検討している人が来ているよ」と私たちを紹介してくださいました。

急にやって来た夫婦を、どなたもとてもあたたかく迎えてくださり、住まいや仕事のことについて相談に乗ってくださるなど、移住者を積極的に受け入れようとする体勢をひしひしと感じました。

こうして私たちは、あれやこれやと地方を回ることなく1回目の訪問でほぼ移住先を決定しました。
 
 

 

なぜ農業なのか

自然に近いところにいられる
野菜が好き

これは説明不要。
 

「食」について知らなさすぎる

私は「これは知っておきい!」と思ったら徹底的に知らないと気が済まない質でして。

学校じゃ教えてくれないんですよ。
ほんと、国の教育はもっとレベルを上げてほしいです。

まぁそれはいいとして、

とにかく「食」について知りたくなったのです。

食について知るなら、「農業」でしょう。

ちなみに、今後は「家」についても知りたいなーなんて思っています。

手始めに空き家を買いました。

 

農業ができる環境がある

農地がほんとにたくさん余っています。跡継ぎもいません。

でも野菜が私たちにとって必要なことに変わりはないのでやっぱり農業は必要なんです。

何を置いても最終的に必要なのは食べるもの!

田舎の農家はずっとそれを支え続けてきたので、そのための環境が整っている。
この財産を生かしたい。
 

 

家族で取り組める

サラリーマンと違って、最終的に独立すれば家族で協力して取り組めます。稼ぐ時間を家族の時間にできる。
また、一口に農業と言っても、体験農業のようなイベント化もできるし、田舎ならではの宿泊施設の運営など、生かし方がいろいろある。

昔は全く珍しくもなんともなかった田舎、農業が今は立派な財産になっているので、それをフル活用すれば家族で農業も無理な話ではないと思います。
 
 

移住して農業をすることは入口部分であって決してゴールではありません。
このサイトも使ってしっかり発信しながら可能性を広げていきたい。

どこまでやれるか、見守ってやってください。
 
 


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