田舎で農業、なんてダサいことができるか!
20代。これからどんどん稼いでいいものを買って自分を磨いていきたい世代。
「田舎で農業、なんてダサいことができるか!」
「都会に出て立派なビジネスマンになるぜ!」
私もそう思っていました。
当時抱いていた田舎へのイメージ
たまにテレビで
「田舎でスローライフ」
「農業で自給自足」
「ていねいな暮らし」
なんてのが取り上げられていると、
「逃げてるだけじゃん。だっせぇ。」
と正直完全に見下していました。
「貧乏とかありえない。かわいそうに。」
「俺はしっかり稼いで裕福に暮らすぜ」
と、自分とは真逆の世界にいる人たちだという認識でした。
ダサいのは“ただの”田舎暮らし
しかし、都会に出て仕事をしている中で
「あれ?都会で働いてる人もなんかダサいな…」
と思うようになりました。
毎日グチグチ文句を言いながら、人ごみの中で与えられたものをなんとなく消費してなんとなく楽しんでいる気になって過ごしている人。
こういう人が一番ダサいのではないかと。
だからと言って、「田舎の方がいい!」というわけではなくて、やっぱり田舎暮らしも同様にダサい。
そこで改めて考えて気付いたのは
都会から一度も出ることなく「田舎で十分」と言って、ただ単に田舎に住み続けている人に対する気持ちなのではないかということ。
特に若い人。転職やフリーランス等のあらゆる選択肢がある中で、半ば諦めたように田舎に住み続けている人たち。
その人にとっても、その土地にとっても非常にもったいない。そしてダサい。
どちらも経験した上で選択した場所に住んでいるか
結局は、自分で考えて選択した結果なのかどうか、ということが大切なんだと思います。
何事も、なんとなく、周りがそうだったからという理由で決めていることはダサい。
こう考えてこういう結論に至った。
とはっきり言える人はかっこいい。
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