公開日:2017.1.8
最終更新日時:2017.1.8
農業デビューに備えて「土づくり」について調べてみた!

早く土をいじりたい!
住む家も整備できてない状況で、だいぶ気が早いですがもう庭を畑化するときの土づくりについて考えてます。
庭の土がどんな状況かも知らないのに。
理想の土とは?
育てる作物によってベストな土質は変わってきますが、全てに共通する理想の土について調べてみました。
いい匂いがする
1番良い状態の土は、森の匂いがします。
森って、これでもかってぐらい植物が立派に育ってますよね?人が水や肥料なんかあげなくたって、病気にもなりません。
これが理想です。
土壌微生物・土壌動物がたくさん棲んでいる
理想の土の中では、菌類、バクテリアなどの土壌微生物やダニ、ヤスデ、ミミズなどの土壌動物がせっせと働いてくれています。
いろんな種類の生物がたくさん棲んでいるということは、生態系がうまく保たれているということ。
農薬をじゃんじゃん使い続けるやり方では、生物が生きていけずに種類も数も減っていきます。すると、病原菌がのさばり、作物が病気になりやすくなってしまいます。
フカフカの団粒構造
たくさんの微生物や土壌動物が活動する畑では、団粒構造が発達した土が自然に作り出されます。
手にすくってみると、大小の粒々の団子がはっきり見えます。この団子の隙間に空気を含むので、軽くて柔らかくフカフカなのです。
水持ちも、水はけもいい、野菜が育つのに最も適した理想の土です。
どうやって理想の土にするか
庭の土がどんな状態にかかわらず、やったほうがよさそうなことをピックアップします。
土壌生物を庭に移植する!
これは手軽で、短期間で結構効果があるみたいです。
必要なものはひとつ。カンカン。
お菓子の缶とかがちょうどいいみたいです。
こんなんですね。
それでは、やり方を。
①良い土壌に缶を打ち込んで土を採取
土壌微生物が多くいそうな場所に缶を伏せ、上から踏みつけて、しっかり地面に食いこませる。
缶の下にスコップを入れて、土が詰まった缶を掘り返す。
②自分の畑に穴を掘る
自分の畑に缶よりひと回り大きい穴を掘り、穴の底に堆肥を敷く(なくてもいい)。
畑が広ければ何ヶ所かで行うと効果的。
③穴に採ってきた土を埋める
缶に入った土を穴の上でひっくり返します。
周りの空いた部分には堆肥か土を入れ、表面も土で覆えば完了。
半年もすれば畑全体に土壌微生物が広がるとのこと。
イメージ図。
まずは草を刈らないと…
自分の畑に、とか言ってますがまだないですからね。あるのは肩の高さまで伸びた雑草で埋め尽くされた庭。
こっからのスタートです。わくわくしますね。
雑草も畑に返して土づくりに使う!
その土地のものはその土地に還す。これが1番。
大容量のコンポストをつくって、そこに雑草やらミミズやらを入れて堆肥化して、土に還します。工夫次第で半年もあれば堆肥は完成するみたいです。
灰にするのもあり。これは楽でいいですね。
元肥と追肥ってのがあるらしい。
簡単に言うと、元肥は土に棲む微生物のためのエサになるもので、追肥は作物が栄養として吸収するもの。
たぶんきちんとした意味は違うけどニュアンスはこんな感じ。
元肥について
有機栽培で使われる代表的なものは、米ぬか、油かす、鶏ふんなど。これらを畑に施しても、野菜は根っこからすぐに吸収することはできません。
土壌微生物によって分解されて初めて、作物が養分として吸収することができます。
なので、これらを畑に施してから最低でも2〜3週間経ってから野菜づくりをはじめるほうがいいようです。
追肥について
こちらは、作物にとって即効性のある肥料。
微生物によってあらかじめ分解・発酵させておいた肥料。
吸収しやすい状態になっているので、畑に施せばすぐに肥料として効果を発揮してくれます。
おすすめはボカシ肥料。発酵済みで市販されており、元肥としても利用できるそうです。
もちろん手づくりもできます。
基本的には、あるものを活用する
買ってこれば簡単ですが、やればやるほどわけがわからなくなる気がするんですよね。
それでできた野菜ってどうなんだろう。
そこにあるもので自然に育った野菜のほうが強くて栄養もあっておいしいと思うんです。
農業はそんなに甘くないかもしれませんが。
まぁいろいろ調べながら、感じながら挑戦します。あー楽しみだ。
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