公開日:2017.2.25
最終更新日時:2017.2.25

矢野大地氏による「絶対に死なないシェアハウス」が失敗した理由

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今話題のクラウドファンディングで、協力者を募集している矢野大地氏による「絶対に死なないシェアハウス」

私はこの案件をじっくり読んで、矢野氏の想いにも共感したけども、結局支援しなかった。

おそらく同じような人がたくさんいると思う。

随分おおそれたタイトルにしたけども、そういう「共感したけど支援はねぇ…」という結論に至った一人として、思ったことを記事にしてみました。

矢野大地氏とは一切面識はないですし、勝手なひとりごとです。

というか、そもそもまだ失敗してない。(本日25日で資金調達期間終了:現在60%)
達成したら、もうそれはすごい、おめでとうございます。そしてすみませんでした。
としか言いようがありません。
 

絶対に死なない!?高知県本山町にシェアハウスの未来の形を作りたい

 
 

絶対に死なないシェアハウスとは?

都市部でも、田舎でも、生きていくために必死に働いている人たちがほとんどですよね。でも、ふと自身を第三者視点で見てみると”生きるために働く”というよりは、”働くために生きている”におちいることってありませんか?

という矢野氏の想いのもとで、

「田舎でいろんなものをシェアしてるから、ここならお金をかけず楽しく生きていけるぜ!」

というシェアハウスをつくろうというもの。

かなりざっくりした説明だけども。

先述した通り、この想いには共感できる。

私も田舎暮らしを始める身で、今後はそういう暮らし方を推進していきたいから。

プロジェクトの協力者も優秀な方々で、「うまくいかないのでやっぱやめまーす」なんてことには決してならないだろう。

たとえ資金が集まらなくても、ちゃんと実現に向けて行動するんだろうということが伝わってくる。
 
 

なぜ支援する気にならなかったか

想いも人も、申し分ないプロジェクト。

なのになぜ支援しようという気にならなかったのか。
やはりそのプロジェクトの内容にイマイチな部分があるからだと思います。
 
 

家賃が高い!

この絶対に死なないシェアハウスには、家賃があります。

5万円。

ずばり、高い。高すぎる。

この5万円の家賃さえ毎月払っていれば、食材や光熱費、農機具などもシェアできるから「死なない」、暮らしていけるよ、というのだ。

 
単なる「死なない」というインセンティブに、5万円?

そんなの、田舎でなくても「死なない」ためには十分すぎる金額だ。
 

田舎なら高くても3万。

いくら食費なども含まれているからといって、税金や保険料は別にかかるし、結局いろんな諸費用が発生するはずだ。

 
 
まぁ、プロジェクトの内容をしっかり読めば本当のインセンティブは「死なない」ことではないのだけども。

でも、はっきりとコンセプトは「死なないこと」と書かれている。
 
 

“新築”のシェアハウス

せっかくの田舎なのに、特に景観を気にせず新しい建物を大金かけて建てるという行為。

せっかくなら、古い建物を活かして、とか出来ないものか。
それがとてももったいないなと思ってしまう。
大切なのはその建物なの?設備なの?違うよね。
 
 

まとめ的な

簡単ですが、この2点で私は支援しませんでした。

何回も言うけども、私も田舎暮らしをするし、より多くの人にその良さを伝えていきたい。
 
 
このプロジェクトも目標金額に達しなかったというだけで、「人の注目を集めて社会に良い影響を与える」という部分では大成功していると思う。

ぜひ、このプロジェクトに今後も注目して、矢野氏のように人を動かすことのできる魅力を見習いたい。

まもる
1990年生まれ。一家だんらんの時間を最優先した暮らしを求めて夫婦で活動中。
 2017年2月に会社を退職し、夫婦で広島へ移住しました。
 農業&空き家改修やってます。 
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