農業は不労所得だ!作物は休まず育ち続ける。

2017.4.17


農業を始めて1ヶ月が過ぎました。
筋肉痛もほどよく出てきて、肉体的・精神的にもすこぶる健康な日々を送っております。

そんな中、ふと思ったのです。

「ネギは私たちが休みの日でもぐんぐん伸びてえらいなー」

と。

休みの日でも育ち続けてくれるネギ…。

それを売って(食べて)暮らす私たち…。

 
「これ、不労所得だ!」

と。
 
 

農業=重労働という勘違い

耕して…植えて…育てて…収穫…

それをひたすら繰り返す。

手でやればもちろん体力と時間がいるし、機械を使えばお金がいる。

育つまでに病気は出るし、虫害や獣害もある。

収穫はどうしても力仕事になる。

気候にによって全部ダメになることだってある…。

 
これぞ、究極の重労働。

と、思われがちな農業ですが、私は違うと思うんです。

 

“手をかけなくてはいけないやり方”をしているだけ

種を植えて、水をやって、肥料をやって、農薬をかけてと、きれいに出来上がるようにせっせと手間ひまかけて育てるのが一般的な農業。

でもそれではきっと、人が手をかけ続けないと育つことのできない、貧弱な作物しかできないんですよ。

そして、その手間ひまかけて育てた、見た目のきれいな作物を食べ続けた人はどうなるでしょうか?

その作物と同じように、薬などに頼らないとすぐ病気になってしまうような、貧弱な体になってしまわないでしょうか。

根拠は全然ないけど、そんな気がするんです。

 

手をかけなくても作物は育つ。

山の木々なんて、誰にも肥料や農薬を与えられなくともあんなに立派に成長しています。

木だけでなく、植物なんて全て同じはずです。
その場所に適した植物であれば、何もしなくたって勝手に大きくなって、実をつけて、種を残して増えていきます。

どうせやるなら、そういうところを目指して農業をやってみたい。

 
 

目指せ!不労農!

作物は適した場所で、適した時期に自然に育つ。

病気になったり、虫に食べられたりするものは、弱かったからそうなっているんだ、ということで諦める。

動物に食べられるのなら、その動物を捕って食べればいい。
それも含めて収穫じゃないか。

病気にならず、虫にも食べられない強い作物を、ありがたくいただく。

いくらかはそのままにしておいて、次の種を生かす。

そのサイクル。

 
実現できたら素敵だなぁ!
適地適作にたどり着くまで、いろんなものを勉強して、試さないとな。

 
…というか、まず畑を手に入れないとな。