やっばり薪ストーブが気になる!費用・手間・性能のメリットとデメリットを考える
田舎暮らしの暖房と言えば、薪ストーブ。
暖房についてはいくつか記事を書きましたが、まだまだ「これだ!」というものにはたどり着けていません。
暖房について書いた最後の記事では石油ストーブに落ち着いていますが、自給できない化石燃料に頼るという甘え?に疑問を感じつつあります。
考えすぎだ!と言われればそれまでだけど、気になったものは仕方ない。
なんやかんやで薪ストーブが気になる
薪ストーブねぇ…。
そりゃあ検討はしましたよ。かっこいいもん。楽しそうだもん。
でも、やっぱりデメリットも目につきます。
値段が高い
家庭用暖房器具としてはやはり本体代が高い。
ピンキリですが、後悔しないようにそれなりにいいものを選べば30万以上は見積もっておいたほうがよさげ。
ただ、床暖房と比べれば断然安いです。
と考えればそんなデメリットではないかも。
薪の調達が大変
体力的にも費用的にも。
体力的な問題は、出来上がった薪を買うという方法で解決できるのですが、そうすると今度は費用的に大変なことになるようです。
安く見積もってワンシーズン10万超え。
ダメだこりゃ。ランニングコスト高すぎ。
というか、薪を運ぶのに化石燃料のガソリン使ってるじゃん!という問題も。
かといって薪を割るのも、不可能とは言わないけども、毎年やるのは相当薪割りが好きって人でないとうんざりしてしまうほどの量になるようです。
暖まるまでが遅い
実際に使っているわけではないので分かりませんが、
ぱっと火がつくわけではないし、ストーブの本体自体が暖まるまで時間が必要なんだろうな。
というイメージ。
う~ん、やっぱり薪ストーブは無理か…?
そんなデメリットを解消してくれる高性能な薪ストーブ
こんなものを見つけました。
世界初の「茂木プレート」で800℃高温燃焼を実現。
少ない薪で家中を25℃に。
数十年間「燃焼」の研究をし続けた結果、
高温燃焼のストーブを開発しました。
こちらは、株式会社モキ製作所の薪ストーブで、今までの薪ストーブの常識を打ち破る性能を誇るらしいのです。
こちらから要点のみを転載します。(文中削除部分あり)
ちょっと知識のある方なら「常識」のように、一般的な鋳物は通常表面温度を250℃程度の適温に保つ必要があり、表面温度が300℃を超えてくるような燃やし方をしてしまうと、薪ストーブ本体の鋳物が歪んだりひび割れたりして、傷んでしまうと言われています。
そのために、薪ストーブの表面には温度計をくっつけて常に温度が見れるようにして温度管理をしっかり行うとともに、そもそも燃焼部の壁が断熱材で覆われているのが常識と言えます。
輻射熱を取り出すために炉室の壁全体に施された断熱材が果たして合理的なものなのか、疑問が生じます。
薪の燃焼部と居室が断熱材などで隔てられていってしまった時に、薪の熱エネルギーはどこに行ってしまうのでしょうか。
普通に考えて、断熱材が厚いほど熱は内部に籠り、最終的に空気の流れに添って外部に出て行ってしまう……
つまり、薪の熱エネルギーの中で、煙突から外に出て行く割合を増やしてしまっているのではないでしょうか。
もし可能であるのなら、燃焼部の壁に断熱材を貼ることなく、熱エネルギーをできるだけ直接居室に取り出す方向に持って行った方が、暖房の本筋である「有効な熱エネルギーの利用」と言えなくはないでしょうか
薪の熱エネルギーを効率よく居室に取り出すためにモキ製作所の薪ストーブは、燃焼部の壁に「邪魔な」断熱材はありませんし、ススや煙も、燃焼部での完全燃焼によって処理する方向を目指しています。
薪の燃焼によって生じた熱エネルギーが、500℃にも及ぶ本体表面温度によってダイレクトに居室に届けられる構造となっており、そこから発せられる遠赤外線の強さは本体表面温度250℃の一般的な鋳物製薪ストーブの4倍以上にもなり、ガラス窓も暖房上は必要ありません。
モキ製作所の薪ストーブは、薪の燃焼が始まってから高温状態になるまでの時間が極めて短く、薪の熱エネルギーは相当効率良く居室に取り出されていると考えられるのです。
この「薪の熱エネルギーを居室に取り出す上で有利」ということを別の角度から見れば、「必要な暖かさを得るために必要な薪が少なくて済む」ということにもなります。
…なんかスゴくないですか?これ。
さぞかしお高いんじゃ…?
参考に、住宅の暖房向けのサイズであるMD70の詳細を。
寸 法:L63×W40×H52cm
重 量:65kg
薪長さ:47cm
暖房面積:~50帖
税別価格 ¥95,000
安いです。すごいんです。
ちなみに、薪は一般的な薪ストーブの半分ほどで済むらしいです。
ベストな暖房器具探しの旅は続く…
使ってみるまではなかなか分からないですよね。
縁もあるだろうし。
なかなか結論は出なさそうです…!
まぁ、それが楽しいんですけどね!
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