コスパで考える断熱窓。「内窓」の性能と費用は?

2017.4.20


家の断熱性能の良し悪しを左右するという窓について勉強中。

今日は「内窓」について考えます。

 
 

内窓とは?

書いて字のごとく、窓の内側につける窓のことです。二重窓ともいいます。

 
 

断熱窓と内窓の比較

断熱窓は、一枚の窓でガラスを複層にしたり、断熱加工をしたりして断熱性を高めたものですが、それと比べて内窓にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

内窓にするメリット

・もともとある窓を生かせる
今ある窓はそのままで、内側にもうひとつ窓を設けるだけですから、いらなくなった窓の処分に困ることはありません。

かといって、工事費用が割安になる、というわけではなさそうです。

・空気の層による断熱性アップ
空気は木の10倍も熱を伝えにくいそうです。
内窓にすると、外窓との間にしっかりと空気の層ができあがるので、内窓自体に断熱加工がされていなくても、かなりの断熱性が期待できます。

・DIYが可能
これが一番のメリットではないでしょうか。
内窓を設けるのは比較的簡単で、キットのようなものが販売されていますし、ネットで調べれば材料や作り方がいくらでも出てきます。
 

内窓のデメリット

・サッシの設置が必要
断熱窓だと窓の交換だけで済ませることも可能、と考えれば、新たにサッシを設けなくてはいけない内窓のほうが少々手間かもしれません。

・開け閉めが面倒
単純に窓の数が倍になるので。
そんなに開け閉めしないような気もしますが。
 
 

内窓のDIYがコスパ最強か

なにせ市販されている断熱窓は値段が高すぎます。

もちろんそれなりの効果はあるのでしょうが、その性能とそれほど変わらず、費用が10分の1以下になるなら内窓DIYに挑戦したいです。
その際はまた記事にします。