農地が資産に!「農地不足」の時代がやってくる!

2017.10.16


農地を買うことになったので、ポジショントークです。
 
 

農地は確実に減っていく

農家の後継ぎがおらず、耕作放棄地の増加が問題となっていますが、これからは「農地が不足」するかもよ…。

「農地が投げ売りされてるときに買っときゃよかった!」

なんていう時代がくるかも。
 

非農業用途への転用

売買手続きを担当してくださった工務店の方いわく、農地を農地のまま売ることは近ごろほとんどないとのこと。

一番多いのはおそらくソーラーシステムの導入。

日当たりの良さは間違いないですからね。
景観的にはあまりよろしくありませんが…。

私たちが買った土地も、ソーラーパネルで埋め尽くされる恐れがあったので急いで決断したという事情がありました。
 

土壌を酷使したことによる劣化

土壌の劣化も深刻です。

土壌では、みみずや昆虫、微生物などが長い時間をかけて、植物の生育に適した環境を作り出しています。

大型機械を使う現代の農業では、農地は作物栽培のために深く鋤きこまれるため、その環境はリセットされてしまいます。

それにより、人の手による土壌の浸食量が、自然による土壌の形成量を上回ることになりました。

人工的に肥料を追加された、一定期間作物をつくるためだけの農地ばかりになってしまっているのです。

つまり、継続的に人が肥料を追加し続けなければ作物ができない手間とお金のかかる、生産性と栄養素の低い農地が増えていっているのです。
 

後継ぎ不在により所有者不明

私たちが空き家を買うときもそうでしたが、もともとの所有者が亡くなり、その子どもたちへ所有権が渡ることによって、所有者が複数になっている場合がよくあります。

家や土地を買うときには、当然所有者の印鑑が必要になるのですが、その子どもたちは同じところにまとまって住んでいるわけではありません。

その全員から印鑑を集めて回るのは非常に大変です。

所有権が孫の世代にまで及んでいる場合、印鑑を集めるのに年単位でかかってしまうことも…。
 
 

農地、買うならお早めに

今ならまだ所有者がひとりかも。

手放したくて、投げ売りされてるかも。

土地の劣化が表面化するかも。

企業が農地に目をつけるかも。

 
 
というわけで、買うなら今だ。