公開日:2017.7.12
最終更新日時:2017.7.12

「若者の田舎移住反対派」の意見に反論してみる


ふとしたきっかけで、若者の田舎移住に反対する人のブログを発見。

その方の意見がとても面白かったのでご紹介。

テッペイの森というブログです。

著者・森哲平さんのプロフィール

1979年兵庫県生。2011年より徳島へ「移住型観光」を開始。地方からの情報発信やコミュニティづくりに興味あり。ナガヤプロジェクトhttp://nagayaproject.comや徳島に子ども食堂をつくる会、子ども向けプログラミング教室の運営など。食い意地、張ってます。

移住の大先輩。人生の大先輩。
さまざまな媒体で情報発信されている方です。

つまり情報発信も大先輩。
はたして反論の余地があるのか。

 
以下、2016/7/17の記事「田舎ブームの終焉。間違いない。これからの若者は都会に行け。」より抜粋。

たとえばの話。

自分はほんと1ヶ月だけですけど、徳島県の上勝町というところに住んでました。
すごいいい場所だったけど、人口1600人ですよ。

既にポールスターっていう、すごくいいカフェがある。人気もあるし、まちの人からも愛されてる。

で、ここでもう一軒カフェやりたい!と思っても、やれるか??って話なんですよ。

もう、ほんとざっくり言ってそういう問題。

都会は「ないものがない」けれど、田舎にはたくさんの「ないもの」がありますからね。

けれども、多くの開拓者、Iターン、Uターンが努力した結果、田舎にも「ないもの」がなくなってきた。

その代わりに、若くして地方移住してドロップアウトしたアラフォー世代が大量にストックされることになった。

で、自分が若者だったら、こんな環境、楽しいか??って話なんですよ。

なるほど。わかりやすい。

要するに、田舎が「理想の田舎」じゃなくなってきたってことですね。

続いてこちら。

地方創生のお題目の元に

「どちらのほうが移住者を多く獲得できるか」

「活性化できるか」

「注目されるか」

っていう、ゼロサムゲームを死ぬまでやらされる、言葉の真の意味で、まさにバトルロワイヤル。

今の所はほぼ平等にゲーム参加者には「補助金」っていう「公共事業」の垂れ流しが与えられるので、そんなに気になってませんが、結局、これ、勝つと負けるがはっきりしてるゲームですよね。

メディアに取り上げられてるような自治体は、メディアから見ておもしろいと思ってもらってるってことで、

メディアってどういうことかっていうと、今はまだこれ、完全に「=東京」ってことだから「東京にいかに気に入ってもらうか」「目立てるか」ってことを気にせざるをえない。

意識はなくても、ニッチな特徴、「町の価値観、カラーとしてここまで尖ってるんだぞ」ってところを見せないと注目してもらえない上に、いずれ飽きられるので、ニュースを常に作り続けなければいけない。

(中略)

若いうちから、そんな偏った、特定の価値観のごくごく少数の大人とだけ交わるよりも、いろんな大人とたくさんたくさん触れ合ったほうが勉強になるんちゃうかなーとも思うし、

そういう意味でも、だから若者はとっとと田舎じゃなくて、都会に行ったほうがいいんじゃないかと思うんですよね。

さすが、実際に移住を経験したからこそのご意見です。

つまり、

田舎の“真の活性化”は非常に困難で、達成したところで、労力に対して得られるものが少ない。

ということか。

 
 

田舎が田舎じゃなくなってきた問題

確かに一時期、田舎移住ブームなるものが起き、全国の田舎がにわかに活性化されるということがあったのでしょう。

そして森さんのおっしゃる通り、先人がストックされて、いまいちやりたいことができない田舎を作り上げてしまった。

これは、その通りだと思います。

でもそれは言い換えると、
そこは、移住に適した田舎ではなくなった。

それだけのこと。

日本にはまだまだ山ほどの田舎があるはずです。
移住したい人は、まだ手のつけられていない、もしくは、今まさに手をつけようとそわそわしている地域を見つければいいのです。

「移住に適した田舎」かどうかが大切です。

ちなみに、私たちが移住した安芸高田市は、活動し始めている人がたくさんいる、そわそわしている地域です。
 
 

真の活性化は不可能問題

そもそも人口が少なく、ニーズが限られているところで何をやっても長続きしない。

補助金頼りのビジネスだらけになるだけだ。

ということですね。

これについては、地域の中で完結させるからそうなってしまうのだと思います。

たとえば、地域の資源を使って商品をつくりだし、ネットを使って全国に売り出すことができれば、その地域の人口やニーズの多さは関係ありません。

全国にニーズがあれば、その事業は地域に雇用を生み出し、真の活性化につながるはずです。

“いろんな大人とたくさん触れあった方が~”という点に関しては、正直わからないです。

都会の方が、いろんな価値観を持った大人とたくさん触れあえるのかな?
田舎のほうが、いろんな経験を経てそこにたどり着いた人たちと触れあえそう。

これは、ただのイメージなので反論まではできません。
 
 

だから、若者は安心して田舎へおいで!

理想論だけで反論してしまいましたが、実際にこうして移住して好き勝手にしてる若者がいるんですから、大丈夫。

そわそわしている地域がおすすめですよ。
田舎があなたを待っている!


まもる

まもる

1990年生まれ。一家だんらんの時間を最優先した暮らしを求めて夫婦で活動中。
2017年2月に会社を退職し、夫婦で広島へ移住しました。
 農業&空き家改修やってます。
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