税金による教育無償化というバカ量産システムについて
安倍晋三首相は2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途を見直し、教育無償化などの財源に充当できるようにする方針を固めた。
(中略)
幼児教育無償化には年間約7300億円(3~5歳対象の場合)が必要。
大学、短大、専門学校の高等教育無償化の財源はさらに規模が大きく、年間約3兆7000億円に上る。増税分をこれらに充てることで、子育て世代の負担を軽減し、消費拡大にもつなげたい考えだ。
これはひどい。
私立学校も含む大学までの全教育の無償化も検討されているらしい…。
金ないんじゃないの?日本。
高等教育無償化のねらいとは?
ニュース内での説明では、
子育て世代の負担、つまり教育費を軽減して、他の消費を活発にすること
らしい。
目先のことにとらわれすぎでしょ…
大学を無償化するとどうなるか
授業料というハードルがなくなるので、学生を集めるのが簡単になる
↓
学生を集めることを優先した学力レベルの低い学校が乱立する
↓
タダで行けるなら…
という理由で、
本当は、「自分はどう生きていくか」ということを他の人より真剣に考えなくてはいけない人(平たく言うとバカ)も、
勉強や考えることを止めて、「とりあえず進学」という道を選ぶようになる
(授業料はタダでも、進学することによって生活費や部活や遊びなど、授業以外の活動にかかるお金が必要になる)
↓
なんとなく数年間の学生生活を送り、なんとなく入れそうな会社に入る
(レベルがあまりにも低く会社に相手にされない学生も続出)
↓
なんとなく入った会社の仕事がおもしろいわけもなく、不毛な社会人生活を送る
(長く続かなかったり、バイトやニートでその日暮らしの人も続出)
↓
より低所得化が進む
↓
消費拡大…??
甚だ疑問である。
進学の機会は平等であるべき?
所得が低い世帯の子どもは授業料が高いせいで(主に私立学校に)進学できない!
そのせいで就職先も絞られて、低所得層から抜け出せない!
だからますます貧富の格差が広がるんだ!
というのでしょうね。
「豊かになるには進学が必要」が間違い
むしろ、一定レベル以下の学校に通うことは、より豊かになる道から遠ざかる原因にさえなると思う。
考えないもの同士が集まって安心してしまうから。
進学は、勉強したい理由がある人がするべきことであって、とりあえず卒業しておいた方がよさそう、なんて理由で行くところではない。
たとえタダでも。(実質タダではないけども)
もちろん、理由が「なんとなく」であっても進学するしないは自由だし、人にとやかく言われる筋合いはない。
ただ、国がわざわざ増税してまで助長しちゃあいかんだろ、と思うのは決して間違っていないと思うのですがいかがでしょう。
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