公開日:2017.10.11
最終更新日時:2018.6.20

元銀行員の考える、生涯にかかるお金の内訳と半分にする方法(挑戦中)


世間では、

「○○には××万円の備えが必要!!」

なんていう話題がよくあがります。

 

銀行で営業をしていたときも、よく使ってましたね。

 

でも、ずっと引っかかっていました。

「本当にそんなに必要なのか?」

ということが。

 

そう言っておけば、「そのぐらい使うのが普通なんだ」と国民が思ってくれて、頑張って働いて稼いで、

保険や投資商品を買って結果GDPが上がるからなんじゃないのか?

なんていう妄想もしてしまう。

 

本当に必要な金額はいくらなのか。

どこまで削減できそうか。

 

ちょっと調べて考えてみました。

 

とにかく、私はそういう常識チックなものに流されるのを極端に嫌うため、反発してみた次第です。
 
 

①30歳から65歳までの生活費(世帯当たり)

1ヶ月平均  28万2,188円

35年間合計 1億1,852万円

[総務省統計]

 

※住居費の金額を一般的な「生涯住居費」([FP住宅相談ネットワーク]より)に調整。

 

 

調整後の35年間合計=1億6,651万円

 

②老後(65~85歳)にかかる生活費(ゆとりなし)

5,280万円 [生命保険文化センター調査]

ここから、

一般的な年金の総支給額4,560万円(19万円/月×20年)[厚生労働省年金局]を引くと

720万円

 

生涯にかかる生活費

①+②

1億7,371万円

とします。

では、その内訳を見てみましょう。

 

居住

家の購入、維持にかかるお金。
ここでは、3,500万円の物件を所有したときの推計。

5,500万円

[FP住宅相談ネットワーク]

 

自家用車

平均的なマイカー(200万円)を所有して、買い替えや維持費も含めた費用

3,000万円(以上)

[家計の見直し相談センター]

 

保険

掛け捨てタイプのもののみで

1,284万円

[保険マンモス]

 

教育

幼稚園から中学校卒業まで

384万円

[文部科学省]

 

高校入学から大学卒業まで

880万円

[日本政策金融公庫]

 

合計 1,264万円

 

 

グラフにすると…

こんな感じ。

 

もちろん、それぞれの金額に根拠はあっても、このグラフに当てはめるのに適当なデータである根拠はないのでイメージとしてとらえてください。

 

「食費」はこう見るとかなりの割合を占めますが、いいものをたくさん食べることはおろそかにするべきではないので、ここでは削減の対象外に。

 

 

削減できるところを考える

 

まず、家を半分以下に

前提として、新築は絶対ナシ。

新築というだけでいろんな費用が乗っかってきて、その「家自体」に支払われている金額が少ないため、買い物として割高すぎます。

 

ポイントは、「いかに自分でやるか」

究極はセルフビルドだけども、さすがにハードルが高過ぎるので

理想は中古物件のセルフリフォーム。

 

適当な物件を手に入れて、そのときのライフスタイルに合った家に仕上げていくというやり方。

この方法なら、2,000万円もいりません。

時間はたっぷり必要ですが。
 

車は本当に必要なときだけ

仮に130万円の軽自動車で計算すると、2,500万円ほどに抑えられます。

抑えられる、と言っても2,500万円。

そう、車は高いのです。

 

ここでは数年ごとに買い替えるときの試算なので、もう少し一台を長く乗ればさらに抑えられるかもしれませんが、それでもしれています。

 

本当に必要なときは買って、必要でなくなれば潔く売るという選択も検討するべき。

 

ここでは50年乗るという試算をしているので、期間と車種を工夫して、これを少なくとも3分の2にはしたい。

つまり、2,000万円
 

保険はいらない

保険をひたすら売らされた元銀行員としてはっきり言いましょう。

保険はほとんどが不要です。

 

私自身もいくつか入って保険料を払ってきましたが、これが保険について勉強して出した結論です。

 

ゼロにしろ!と言いたいところですが、家族が路頭に迷わないようにするための、最低限の死亡保険だけは入るとして、

300万円もあれば十分。

 

教育

今回の試算では、全て公立学校で、塾などの学校外費用は入れていません。

つまり、実際の教育費はこれ以上ということです。

明らかにお金のかけすぎですね。

 

ポイントは、高校以降の進学。
ここからは「自分にとって本当に役に立つのか」ということを本人が真剣に考えないといけません。

中学校を卒業してからは選択肢がかなり広がります。

 

たとえば、

このような民間企業のサービスを積極的に利用することで、教育の質を保ちながら(むしろ向上させながら)費用も抑えることが十分可能になります。

 
とは言え、やはり「大学まで全て公立学校」と比較して格段に費用を抑えるということは難しいかもしれません。

 

そこで、方法のひとつとして「学校に行く期間を短くする」のはアリでしょう。

ここでは、大学を他の教育に切り替えることとして、目安として大学教育費670万円を半分に抑えます。

 

削減の結果

上記削減した結果を再度グラフにしてみる。


 
5,819万円(33.5%)の削減!

 
んー届かず。

 

 
被服費、通信費、娯楽費などの、“日々の節約”関連のものは省いたので、これを積み重ねれば半分にできるはず。

 
 
世帯あたりの平均手取り年収が550万円ほどなので、

今回削減できた5,819万円は

年数にすると約10年短く

年収にすると年145万円少なくても

十分暮らしていけるということですね。

 

年収300万円でノンストレスな仕事を見つけて、空いた時間に好きなことして稼ぐ、

みたいな生き方もアリ。いや、

むしろそういう生き方の方が豊かに生きていけると私は確信しています。

 



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