公開日:2017.11.15
最終更新日時:2017.11.15

スマートシティでエネルギーロスをなくし、地域活性化?


田舎暮らしや農業をしていると、必ず行き着く「エネルギー」というテーマ。

今日はエネルギー部門の最先端「スマートシティ」についてご紹介。

まず「スマートグリッド」という言葉について知っておきましょう。
 
 

スマートグリッドとは

スマートグリッドとは、発電所と家庭や工場などの電力消費地を光ファイバーなどのネットワークで結んで、

最新の電力技術とIT技術を駆使して、効率良く電気を供給するシステムのことです。

 

たとえば、現在のシステムでは、家庭や工場などが消費している電力量をリアルタイムに知ることはできませんが、

電力計の代わりに「スマートメーター」という機器をすべての家庭やオフィスなどに設置することで、

消費電力などの情報を電力会社にリアルタイムに送って、詳細な電力消費量を把握することができるようになります。
 
 

それでどうなるの?

スマートメーターで集められた情報によって、正確な電気消費量予測を立てることもできるので、

これまで、最大ピーク消費量をベースに建設が進められていた発電所や変電所の計画を、具体的な消費予想をベースにより計画的に配置したり、

発電所側は、リアルタイムな需要に応じて、無駄のないきめ細かな発電を行えるようになります。
 
 
現在の電力システムの約9割は巨大な火力・原子力発電所などの大規模集中型電源に依存しています。

その結果、発電設備が過剰になり、稼働率は56%と非効率的でコストも割高になっているため、この電力供給の最適化は非常に魅力的な仕組みだと言えます。
 
 

もうひとつの魅力

スマートグリッドは、単なる計画的な電力供給を行うためだけでなく、

家庭や工場といった、これまで電力を消費していた場所に、自家発電の仕組みを導入し、

従来のように大型発電所だけに頼らず、地域で必要な電力を消費地で生産できるという仕組みも備えています。

 

スマートグリッドを地域単位で行う「スマートシティ」

近距離で発電するため、送電の際のエネルギーロスを少なくできたり、

地域資源をエネルギーとして有効活用できるため地域経済の活性化にも役立つとして、

地域単位でスマートグリッド化する。

それが、「スマートシティ」です。

日本初のスマートグリッド事業

日本初 全117住戸間でのマイクログリッドシステム事業に着手|パナホーム

パナホームは、兵庫県と芦屋市が「人と人がつながる街づくり」をコンセプトに、1998年より潮芦屋地区において、2012年より約400戸の戸建住宅と3棟・全83戸のマンションからなるスマートシティ潮芦屋「そらしま」の開発を進めています。

 

本事業は、全住戸に太陽光発電、蓄電池、HEMS(スマートメーター)を搭載し、各戸の蓄電池をネットワークにつなぐことで、

対象住戸117戸の蓄電池の住戸間融通を可能にし、地域内で発電された太陽光発電を最大限活用します。

ちなみにHEMS(ヘムス)とは、エネルギーの「見える化」と一元管理を実現する、家庭で使われるエネルギーを管理するシステム(Home Energy Management System)です。

政府が2030年までにすべての住まいに設置することを目指しているそうです。

このスマートシティによって期待される効果を抜粋。
 
(1)地産地消の太陽光発電の域内自給率80%以上の達成(環境性)

(2)一括受電と蓄電池制御により、電力料金20%低減(経済性)

(3)再生可能エネルギー(域内太陽光発電及び域外FIT電源)利用率100%(環境性)

(4)系統電力供給停止時でも電力供給持続可能(特定回路)(防災対応)

(5)域内の電力需給量の平準化(社会性)
 
 

スマートシティへの違和感

確かに、エネルギーロスを減らすことのできる素晴らしいシステムです。

しかし、この事業に取り組む企業を見ると

パナソニック

シャープ

三菱電機

結局大企業。

それが悪いこととは言わないですが、自分でコントロールしようのないシステムを使うことには違いないので、

個人的にはふーん。という感じです。



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