公開日:2018.3.26
最終更新日時:2018.3.26

1枚絵本「坂だけの世界」プロジェクト【参加者募集中(お金はいらない)】


去年から、ふとしたきっかけで

1枚絵本「坂だけの世界」

というものの制作を数名でチームを組んでスタートさせております。
 

完成までまだまだ時間がかかりそうなので、

もう製作過程から内容を公開してしまって、そのどこかで「おもしろい!」と思ってくれる人により多く出会えたほうがいいだろうということで、

このプロジェクトの打ち合わせ内容等をこちらで公開していくことにしました。

もちろん、絵本の中身もです。

 

その中で、「自分も協力できる!」と思える場面がもしかしたら出てくるかもしれません。

というか、協力してもらう必要がある場面を意図的につくるつもりです。

その際はぜひご協力ください。

 

さて、何から始めようか…。

ではまず、1枚絵本「坂だけの世界」を制作する目的からにしましょうか。

 

「坂だけの世界」プロジェクトの意義

1枚絵本「坂だけの世界」で伝えたいことの前に、まず“このプロジェクトの”目的から。

大きな目的としてあるのは

プロジェクトに関わる人たちの影響力を高めることです。

制作チームは基本的には無名の人たちで組まれており、

それぞれがこのプロジェクトを通じて、今後より大きなこと、やりたいことにチャレンジできるようなるために自分たちの影響力を高めよう

という想いがあります。

 

影響力、というのは

いろんな人に存在を知られている

応援・協力してくれる仲間がいる

などの、これからの時代にチャレンジするには必要不可欠な要素のことです。
絵本の内容もこの意義にリンクしたものになっているので、

このプロジェクトに参加、もしくは絵本の世界に触れることで、何かプラスになることがあるはずだと思います。

 

1枚絵本「坂だけの世界」で伝えたいこと

シンプルに言うと、「現代人の生き方、それでいいの?」です。

細かいところは文章や絵から感じてほしいし、今ここでつらつらの述べても仕方ないので割愛しますが、

とにかく、今の社会のあり方に芸術という新しい角度から疑問を投げかけたいというのが私たちの想いです。

 

1枚絵本とは?

制作しているのはただの絵本ではなく、“1枚”絵本です。

文字通り、1ページしかない絵本です。

1枚にした理由は

1枚に収めることで、いろんな形式での楽しみ方、広げ方ができるからです。

絵本でありながら、ポスターでもカードでも画像でも壁でも、何にだってなることができます。

今の時代、忙しい人が多いですから、より簡単に触れてもらえるように、というのも理由のひとつです。

 

「坂だけの世界」の中身

もったいぶっても仕方ないので、中身(文章)をご覧いただきましょう。

ここまで読み進めてくれる人はきっといい人ばかりなので何も心配しなくていいはず。

 


___坂だけの世界。
 

自動車はないし、

自転車にはペダルがない。

エンジンがなくたって、ペダルをこがなくたって

どこまでも進んでいける。

ぼくたちは、位置エネルギーだけですべての動力をまかなうことにした。

 

“いちばんうえ”で始まって、

好きな道を下っていく。

買い物にいくときは下にあるお店に行くし、

友だちと会うときは下にいる友だちに合わせるから

毎日どんどん下っていく。

 

同じところに住み続けるという人はほとんどいなくて、

いたるところに、誰でも住んでいい“いえ”があるから

そのときいた場所にある“いえ”で過ごす。

 

“いちばんうえ”から流れてくる水は数えきれないほどの川になって、

みんなが使う電気をつくるための水車をいつも回している。

そこでつくることができる分だけの電気しか使わないし、

誰もそれで足りないとも思わない。

 

普通に暮らしているだけではぜったいにたどり着けないほど、坂はずっと続いている。

“いちばんした”がどうなっているのかは誰も知らない。

「流れた水がたまっているんだろう」

という人もいるし、

「ずーっと坂が続いているのさ」

という人もいる。

“いちばんした”を確かめるために、自転車で下り続けている人もいるらしいけれど、

その人が“いちばんした” にたどり着いたのかは誰も知らない。

 

子どもが生まれたときだけ、家族そろって

唯一の自動エレベーターで、“いちばんうえ”までいく。

わざわざ上に行く意味はなくても、みんなそうしている。

“いちばんうえ”は新しい場所、神聖な場所と思われていて、

“いちばんうえ”でずっと過ごし続けている人もいる。

反対に“いちばんした”は、終わりの場所、怖い場所と思われていて、

“いちばんした” を目指す人は、変わりもの扱いされる。

 

どんどん下っていくから、明日はもう今の場所にはいない。

それでもみんな、明日この場所を通る人たちのために、

“いえ”や水車や橋をつくる。

そして、下にいる人たちもきれいな水が使えるように、

川を大切にする。

だからみんな、“いちばんした”もきっときれいな場所なんだろうと信じている。

 

この世界にも、いつか限界がくるのかもしれないけれど、

ぼくたちは今日も、坂を下っていく。

 

何か感じていただけたでしょうか。

この世界の説明はまた追々していくとして、この文章に絵がつき、色がつき、レイアウトがデザインされて1枚絵本「坂だけの世界」ができあがります。

もっと言うと、音楽もつく予定です。

 

しかし、実はこの「坂だけの世界」というタイトルも、文章の中身もまだ仮決定で、「もっとこうしたほうがいいのでは」という案がいくつか出ている状況です。

その内容もこちらで書いていきたいと思っています。

 

1回目はこのぐらいにしておきましょうか。

「おもしろい」と思ってくれる人が一人でも多く現れることを祈って。

ではまた。



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