「最強の除草剤」と「最強の除草剤で枯れない大豆」を開発した会社
今さらながら、モンサントの話です。
世界で最も売れている除草剤「ラウンドアップ」。
このラウンドアップはあまりにも強力なので、雑草だけでなく作物まで枯らせてしまうという問題が出てきてしまいました。
そこでモンサントは、その毒舌を弱めるのではなく、それを浴びても枯れない作物を遺伝子操作によってつくることで、“解決”しました。
こうして
「ラウンドアップ耐性大豆」が誕生しました。
もちろん、大豆だけではありません。
菜種
トウモロコシ
綿花
のラウンドアップ耐性品種を次々と商品化して特許を取得しました。
こうしてモンサントは
農薬と種をセットで世界中に売りさばき、莫大な利益を上げたとさ。
改めて、すごい会社ですよねぇ、ここ。
今は悪者扱いされることが多い会社ですが、別に悪いことをしているわけじゃないんですよね。
ずるいぐらい賢いだけで。
日本の輸入大豆の7割近くがアメリカからのもので、そのアメリカ大豆の9割以上が遺伝子組換え大豆、そしてその大部分がラウンドアップ耐性大豆なんだとか。
たとえ、原料が遺伝子組換えでないものを選んだとしても、
植物油、マーガリン、マヨネーズ、その他無数の油を使った加工食品にモンサントの大豆が使われています。
もはや「買わない」で対抗できるような相手じゃないんですね…。
だからこそ、負けてはいけないと思うのです。
考えて考えて、どうにかしてその支配が及ばぬ生き方をしたいのです。
正義感とか使命感とか、そんな大したものではないのです。
趣味なのです。楽しいのです。
これがわかってもらえるかなぁ…。
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