公開日:2018.9.9
最終更新日時:2018.9.9

【美味しんぼ】効率優先で、抗生物質に頼る養豚業界の話【漫画で学ぶ】


定食屋さんで「美味しんぼ」をふと手に取って読んだんですけど、あれすごく勉強になる漫画ですね。

あんな中身の濃い漫画だとは知らなかったよ。

 

食に関する知識が学べる漫画。

たぶん今の20代はあんまり読んでない世代だから、読んだら結構ためになると思う。

 

今日読んで特に衝撃だったのが「豚肉」に関する話。

とりあえずストーリーは抜きにして、こんなセリフがあります。

 

黒豚というのは江戸時代に外国から入ってきたバークシャー種の豚が元なんだ。

特に薩摩の黒豚と呼ばれるのは、サツマイモをたっぷり食べさせ、

大麦や野菜や人間の残飯など自然なエサを与え、地面の上でのんびり遊ばせて育てたからだ。

 

黒豚の名声に目をつけた養豚業者達は、高く売れるからというので黒豚を飼い始めたが、
黒豚は体も小さいし沢山もうけるためには、サツマイモなんか食べさせて広い所でのんびり育てる訳にはいかない。

 

そこで、狭い場所で大量に飼育する。
すると病気が出るから、エサの中に抗生物質や成長促進剤を入れる。

 

4ヶ月以上飼っていても、増える肉の量よりエサ代の方がかかるから、4ヶ月で肉にする。

サツマイモを食べずに育った黒豚なんて、本物の黒豚とは言えない。

 

美味しんぼ 第4巻「食卓の広がり」より

 

そうか、野菜だけじゃないんだな。

儲けるためなら生き物もそうやって薬漬けにしちゃうんだな。

 

全く知らなかったわけではないけれど、やっぱりそうなのかと思うとモヤモヤしてしまう。

薬漬けの豚肉が本当に人間の体に悪いのかどうか、とかそういうことではなくて。

 

儲けを求めて薬品に頼る養豚業界

その安さに流れて、抜け出せなくなる消費者

 

そういう構図がやっぱり嫌だ。

資本主義の象徴のようで。

 

どの豚が「本物の黒豚」なのか、そもそもどこで手に入るものなのかってことがわからないじゃないですか。

「うちは狭い場所でエサに抗生物質を入れて大量に飼育しています!」なんて誰も表示しないしさ。

それが当たり前ってなんか嫌でしょ。変でしょ。

 

果たしてスーパーに「本物の黒豚」は売っているのか…?

 

 

ネットで探すと、やはりあります。

大地宅配で取り扱われている「仙台黒豚会の豚肉」。

  • 非遺伝子組み換えのトウモロコシを中心に大豆かす・麦などを原料としたオリジナル飼料を使用
  • コストはかかるが、うまみがのった豚肉にするために1ヶ月長く育てる
  • 離乳後60日以降、治療目的以外に抗生物質は使用しない

社会の大きな流れにとらわれない、こういう本物志向の存在を知っておきたいし、私自身もそうでありたいと改めて感じたのでありました。

 



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