化石燃料は“足りないときに”使うものです


言い尽くされたことではあるけども、やはり言いたい。

 

みんな化石燃料に頼りすぎ。

 

 

使うことはもちろん構わない。それ無しでは生きづらいことも確か。

でもさ、「ひとつめの選択肢」になっていることがあまりにも多すぎるのではないか。

 

化石燃料って、人力や太陽光や水力なんかの再生可能エネルギーだけではどうしてもダメなんだってときに使うものでしょう。

 

まずは自転車で行けるかどうか。やはり遠すぎる。

まずは荷車で運べるかどうか。やはり重すぎる。

 

だから、車を使おう。

 

まずは木を燃やしてみる。まずは太陽光に当ててみる。

それでもやはり温まらない。

 

だから灯油、ガスを使おう。

 

これが本来の化石燃料の使い方なんじゃないのかな。

 

わが家の太陽熱温水器では、夏場の晴れの日だとなんと90℃まで温まってくれる。

ガスを使って給湯していたのが、なんだかとても愚かなことのような気がした。

 

そんな太陽熱温水器でも、曇りの日はやっぱり40℃そこそこにしかならない。

そういう日には、ガスを使わせてもらう。

 

「あぁ、ガスってありがたいなー!」と思いながら。

 

そういうことを何も考えずに、毎日ガスでお湯をつくる。

人一人がちょこっと出かけるために車に乗る。

 

これはいかがなものか。

 

 

化石燃料を使う=悪、というわけではない。

けれど、企業から買わないと手に入れられない代物なんだってことをもっと意識しないと。

 

 

せっかくものすごいパワーを出すことのできるエネルギーなんだから、ものすごいパワーが必要なときに使おうよ。

 

災害のときとかさ。

「化石燃料ってすげぇ!ありがたい!!」って心の底から思えると思うよ。


経済