公開日:2019.2.5
最終更新日時:2019.2.5

「拘束=人件費」という危険な考え方。(ブチファームは奇跡)


人件費って当たり前に存在してますけど、よく考えるとそれって結構危険なことだと思うんです。

報酬というのは、何か価値を生み出したときに支払われるものですけど、そもそも「生み出した価値(つまり売上)の中からしか支払われない」ということが意識されていないことが多い。

 

「人を拘束するのだから、人件費が支払われるべきだ」

というのが当たり前になっていて、それが無いと「とんでもないことだ!」と大騒ぎになる。

国も「最低賃金」とうたって、人を拘束するときにはこれだけ払いなさいと決めてしまっている。

 

これの何がいけないかと言うと、最初に述べた通り、拘束=人件費になると価値を生み出すことが意識されない状態になってしまうんです。

労働者は、「その時間そこでその作業をすれば報酬が手に入る」ということだけ意識していればよくて、その作業がどんな価値をどれだけ生み出すことに役立っているのかなんてどうでもよくなる。

だから、単純に時給が高ければ高いほど、楽であれば楽であるほど価値のある仕事なんだ、逆であれば価値の低い仕事なんだ、ということになる。

すると仕事=作業になるので、やりがいが給与の高さのみになる。

自分以外でも全く問題ない仕事。

 

雇用主にしてみれば、「この作業が機械で出来るようになったらすぐ導入しよう。」ってなもんです。

それが成り立つのは、売り上げという概念がない公務員の仕事だけ。

 

労働者は最低賃金に守られているようで、つまらない仕事に就いてしまうきっかけにもなっているということを知らないといけません。

 

 

また、人件費は事業そのものにとっても害があって、一人じゃできない事業を始めるハードルがとんでもなく高くなるんです。

「人を拘束するのだから、人件費が支払われるべきだ」という脳みそが出来上がってしまっているこの国では、手伝ってもらおうにも売上なんて当然ないので、身銭から人件費を出さないといけない。

ということは一人でいくらか成功させられる事業でないとスタートできない。

もしくは、儲かるかどうかわからない状況でも「報酬なんていらないよ!」と言って手伝ってくれる奇跡的な人材を集めるか。

これは日本にとってももったいないことです。

 

「売上を出さないと報酬がないのは当然だ」と考える人が多ければ多いほど新しい事業が生まれやすいし、「どうすればもっと価値を生めるのか」ということを考える自主性のある労働者も増えるに違いありません。

 

 

農業なんて正にそうで、種まきから収穫までの作業に対する人件費なんて本来あるわけがなくて、とにかく一人で頑張るか、借金をして機械を買うか、奇跡的な人材を見つけるしかない。

だから当然新規参入も少ない。

 

 

そんな中、ブチファームはその奇跡的な人材が6人も集まって事業として始まりました。(それも30代の若者。さらに田舎で。)

これは相当レアなケースで、チャンスでもある。

人件費が無いと動かない人には出来ない発想や、行動力があるから。

今年も全員で売上を意識して育てますのでよろしくどうぞ。



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