農薬は使いたくないけど食べていくためには仕方ない…とかいうバカ


農薬にまつわる議論になると出てくるのが、

 

農薬はきちんと決められた基準をクリアしたもので、正しく使えば安全だ!

という農薬肯定派

 

農薬はまだまだわかっていないことが多いので、使用しないでできる範囲の作物をつくりたい!

という農薬否定派だ。

 

彼らはどちらも自分で勉強し、ポリシーを持って農業をする素晴らしい人たちだ。

ぜひこれからの農業をそのポリシーのもとで支えていってほしい。

 

問題は、このどちらでもない人たち。

「農薬は私たちだって本当は使いたくない!だけどそれで食べていかなくちゃいけないんだから仕方ないじゃないか!

こんな広い面積、農薬無しでどうやって管理するの!?代わりにやってみろよ!」

 

…いやいやバカかと。

 

消費者の気持ちになってみなさい。

本当は使いたくないものを使って出来上がった作物を食べたいと思いますか?

「本当は売りたくないけどノルマがあるから仕方なく…」っていう営業と一緒ですよ。

そんなやつ今すぐ辞めて他の仕事を探すべき。

 

使うなら自信を持って使う。

使いたくないなら使わなくていい範囲にする、もしくは農業を辞める。

 

どちらかにしろ。

そういう、どっちつかずの人たちが「農業を守りたい!」なんてちゃんちゃらおかしい。

耕作放棄地のほうがマシだ。

供給量も減って他の農家は喜ぶだろう。

 

食糧危機になる?

それでいいじゃないですか。

そうなればみんな自分でつくりだすでしょう。
農薬を使いたい人は使って、使いたくない人は使わずに。

 

そうすれば丸く収まる。

 

 

私は今のところ農薬肯定派。

「正しく使用すれば」を強調するけど。

もちろん農薬が生態系に与える影響について勉強はするし、無農薬栽培への興味は大きい。

農薬ってお金がかかるし、まだ長期的な影響についてはわかっていないことも多い。

だからといって否定はできない。

 

農薬、無農薬の両方があるから農業っておもしろいのかもしれない。