農業が生き残る道「農業×エンタメ」という戦略


以前に、農業が生き残るには「6次産業」「体験事業」「ロボット・IT化」の3つしかないという内容の記事を書きましたが、もう一つ、一番重要なんじゃないかという道を見逃していました。

 

「エンタメ化」です。

 

今もすでにそうですが、これからはさらに「いかに暇な時間を充実させるか」というニーズの重要度が上がってくるはずです。

注目度が高い分野はほとんどそれが当てはまります。

 

動画サービスなんかが正にそれです。

高額なスマホ・通信費でもみんな平気で買ってしまうご時世。

空腹を満たすための食材なんて、もはやニーズとしては下の下なわけです。タピオカが流行ったのは当然空腹を満たしてくれるからではないですよね。

 

となると、いくら大規模に米や野菜をつくったとしても費用対効果は薄いのは目に見えています。(だから補助金が手厚い。)

大規模な企業でさえ四苦八苦して経営を続けているのに、「ちょっと農業に挑戦してみようかな?」という個人が踏み入ってどうにかなる分野ではないんです。

 

 

では、「いかに暇な時間を充実させるか」というニーズに対して農業でどう対応できるか、ということを考えるのが「農業のエンタメ化」です。

 

はい、そうですTOKIOです。

見てるだけでワクワクする。自分でもいつかやってみたいなぁと思わせる農業をするということです。

TOKIO(DASH村)はつくった野菜を売って利益を出してないですよね?言い換えれば農業のみで見れば大失敗なわけです。

でも見る人を楽しませて、ビジネスとして成り立っていました。

 

 

今さら感はあるのですが、意外とそこを意識して農業をしようという人はいないと思うんです。

それを突き詰めてやれば、今後はとくに産業としてアリな分野になるのではないかと思います。何次産業になるのか知りませんが。

 

 

 

書きながら気づきましたが、他が全くつくっていない作物をつくるという道もありますね…。

また書きます。