公開日:2019.10.9
最終更新日時:2019.10.9

農家の生き残り戦略「他がつくっていない作物をつくる」


この前の続きです。

 

 

考えれば当たり前のことなんですが、他にはないものをつくれば売れます。

それは農業でも当然当てはまります。しかし、なぜかそれを戦略として実践する農家がほとんどいないんです。

 

なぜか。理由はいろいろあって、

 

そもそも野菜をあまり知らない(知ろうとしていない)

種の仕入れ先がわからない

栽培方法がわからない

売り先が見つけられない(農協以外の売り先を知らない)

 

などなど。

要するに、自分がつくれそうなもの、農協がお世話してくれるものしか選択肢にあがらないんですね。

 

 

そういう方法で選択される作物は、価格が決まっていて、安い。

そしてライバルが多い。いかにお金をかけて大規模にやるかの勝負で、かなりの体力(経済力)を必要とします。

 

 

であれば、他がつくっていないものをつくったほうがいいよね、という話です。単純明快。

 

上で挙げた、

そもそも野菜をあまり知らない(知ろうとしていない)

種の仕入れ先がわからない

栽培方法がわからない

売り先が見つけられない(農協以外の売り先を知らない)

などの問題は、今はネットの力で結構解決できちゃうんです。

農家の多くがネットを使うのが苦手だったというだけで。

 

 

この前友人に教えてもらったのですが、広島の三原市というところに「ミシュラン三つ星レストランに卸す農業」を方針として経営されている梶谷農園という農園があります。

 

ここはまさに「他でつくっていないものをつくる」を徹底した例ですね。

この農園の場合はネットではなく、レストランという現場からそれを発見し、自分の農業の単価を“決めて”いるというわけです。

現場が求めているものを栽培する技術が蓄積されていけばライバルが現れる恐れもどんどんなくなっていきます。

 

これこそ農家の生き残り戦略と言えるでしょう。

 

周りに相談できる人がいない、という恐ろしさはありますが、それを乗り越えてこそ農家として生き残っていけるのではないでしょうか。



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