「いつも自分が絶対正しい」の私が「妻のトリセツ」を読んで目から鱗。


幼馴染みに勧められてちょっと興味を持った「妻のトリセツ」という本。

脳科学者の黒川伊保子さんが書いた本で、テレビや雑誌で結構話題になったらしい。

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講談社
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理不尽な妻との上手な付き合い方を、脳科学の分野から分析して解説してくれています。

 

 

はっきり言って、衝撃的でした。

読む前は、「女が書いてるんだし、どうせ女寄りの内容なんだろう。」と論破する気満々で読み始めたのですが、「はぁ~なるほど…!!」と思わされることがいくつもありました。

 

帯に「理不尽な妻との」と書いてあることでもわかるように、内容は女寄りなんかでは決してなく(’むしろ男に寄り添っている)、きちんと脳科学的な解説で、非常に論理的。

 

簡単に言うならば、女性が感情論で主張する、自分自身でも理由を説明できないことを、代わりに男に分かるように論理的に説明してくれている、という感じ。

このトリセツを読んで、「あーそういうことか!普段からそう説明してくれれば理解できるのに!」と膝を打つ男性がたくさんいることでしょう。

 

学者でもない女性にそんなことを論理的に説明しろというほうが無理な話で、男たちがなんとかこの本に行き着いて理解する努力をすれば、かなりの問題は解消されるんじゃないかなと思いました。

 

 

ただ、これを読んだ上で言っておきたいことがひとつ。

 

女性(脳)ってめんどくせぇ!!

 

女性脳と男性脳の違いが大きすぎて吐きそうでした。一度読んだだけでは理解不能。

してほしいことと真逆のことを言うとか、夫の悪気のないひとことを勝手に拡大解釈するとか、なんて面倒でまわりくどい生き物なんだろうと…。世の女性もその自覚があるのかもしれませんが。

ほんと、違う生き物と言っても過言ではないなと思いました。

 

まぁこの違いがあるから人類は発展してきたのでしょう。

ここで書かれているアドバイスが全部できたらもうそれは女子ですから。