自分たちのためにもお金を使って経済を回すべきというウソ


私はお金を使いません!なんて言うと、「みんなでお金を使わないと経済が回らなくなって、結果的に自分の首を締めることになる!」と警告されちゃう世の中。 

私も最近までは、しっかり稼いで納税している人は経済を回すことに貢献していて偉いなぁと思っていたのですが、考えが変わりました。

 

経済を回してほしいのは誰なのかって考えたことありますか?

 

答えは、です。

みんながお金を使えば使うほど税収が増えるので、国は潤います。

 

だから、GDPを国民の豊かさと定義して、お金を使うことは良いことだということにしているのです。

 

じゃあ本当に国が潤えば国民が豊かになるのかと言うと、もうほとんどの人がわかっている通り、そんなことはありません。

むしろ、「私たちの納めたお金を無駄遣いしないで!」というストレスを生み出しているだけのような状況です。

 

もうそろそろ、お金を使って経済を回して、国が潤うこと貢献するのは浅はかな行いだということに気付かないといけません。

 

「でもみんながお金を使わないと、産業が廃れて給料がさらに減るよ… 」

 

それでいいんです。

 

給料をもらう=税金を納めるということですから、それもやはり多くないほうがいい。

入ってくるお金も出ていくお金も減らそうということです。

 

つまり、なるべくお金を経由せずに目的を果たすことに頭を使えばいいんです。

そうすれば、国は無駄遣いできなくなります。
いずれはGDPで豊かさを測ることを辞めて、本当に豊かになるにはどうするべきなのか考え出すかもしれません。

 

大昔のように物々交換で生活しようというわけではありません。

今はインターネットがあるおかげで、お金を使わずにできることが昔とは比べ物にならないほど増えました。

情報・娯楽なんてほとんど無料の世界です。(ネット料金はかかりますが。)

物々交換をするとしても、今は全国の人とマッチングすることが可能で、大昔のようなことにはならないでしょう。

もうすでにお金をほとんど使わずとも豊かに暮らせる道具はそろっているのです。

 

 

納税すればするほど暮らしが良くなるような国だったらそんなことしなくていいんですけどね。

なかなかそうはいかないみたいです。


お金