島根県で「究極の牛乳生産」を求める木次乳業がすごい
今日はお隣の県の話題。
Twitterで木次乳業という会社を知りました。
木次乳業はね、1964年東京オリンピックの頃にすでに化学肥料を使った飼料を与えることに疑問を持ち、山地酪農に切り替え、超高温殺菌は牛乳の栄養価を落とすと低温殺菌に乗り出し、「赤ちゃんには母乳を」と牛乳パックに書き、食の安全に関心のある消費者とつながってきた会社。何よりおいしい。
— もりまゆみ (@yanesenkumatyan) May 11, 2020
このツイートで気になって調べてみたら、このツイートの通り素敵な会社だったのでご紹介。
木次乳業有限会社は、島根県で乳製品の製造・加工販売・酪農を行っている会社です。
「生産者自らが健康でなければ、まともな食べ物を供給できるはずがない」
木次乳業には社内食堂があり、全社員の昼食を賄っています。米や野菜はすべて自給自足。
自社農園の田んぼや畑を耕し、無農薬で育てています。味噌や豆腐も作っています。社内自給は社員の健康を維持する手段。
牛一頭一頭の世話がおろそかになるので、規模を大きくするつもりはありません。が、過保護にもしません。
ひもじさ、寒さ、難儀を与えないと、人も強い心身にはならないのと同じですから。
目が行き届く規模の牧場で、心身ともに健康な牛にと、365日、牛と共に季節を過ごしています。
乳質の向上には、乳牛の健康管理が不可欠。私たちは大型酪農ではなく、飼育者の目が行き届く規模での酪農を推奨しています。
牛はデリケートで、健康でほんとうにおいしい牛乳は、家族のように気を配って育てられた牛から生まれるからです。
そのためには、飼育者が心身ともに健康でなくてはなりません。
遺伝子組換えは危険で、遺伝子組み換えしていない牛乳じゃないとダメだ!とか、有機の飼料を与えているから安全なんだ!とかいう話は正直どうでもよくって、
こうやって世間の波にのまれずに信念に基づいてものづくりを行っていることがすごくないですか?
超競争社会で、未だにこのスタンスで成り立っていることが素晴らしい。
木次乳業の商品を選び続ける人がいること、選ばれる味を変わらず出し続けていること、どちらも素敵。
マジで美味しいらしいです。給食にも採用されているらしいので、ここの牛乳を飲める生徒はラッキーですね。他の牛乳が飲めない子になっちゃうかも。
私にもちゃんと木次乳業の味がわかる味覚があるのだろうか…。一度飲んでみたい。
プリンやチーズ、バターもあるので気になります。
木次乳業ネットショップでいろいろ見れるのでぜひのぞいてみてください。
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