早生まれの子どもを学校に通わせるのはリスクが高すぎる


早生まれ、つまり1月1日から4月1日までの間に生まれた人のこと。

 

極端な話、同学年でも4月2日生まれの子と、その翌年の4月1日の子では丸々1年の差があるんです。

5、6歳の1年となると、成長度合いで言えばかなりの差です。

 

なのに学校では問答無用で同じスタート地点に立たされる。

早いうちから勉強をスタートできる、という意味ではいいのかもしれませんが、問題は他の子と比較されるという点です。

 

ポケモンで言えば、3匹のうち自分がもらったポケモンだけLv1で、他はLv5とLv10だったみたいな感じ。

それでいきなり戦わされて、負けたら「このポケモン弱い」と判断されるようなもの。

そんなん負けるに決まってるやん、と。

 

成功体験を積むのが最大の目的である学校で、負けぐせがついちゃうなんて最悪でしょう。

自分のせいではないのに。

 

実際に、早生まれと遅生まれの差による影響は大人になっても残るというデータがあるそうです。

 

 

そして何よりいけないのは、親がその早生まれ問題を無視して、子どもに「あんたはみんなに比べて勉強できないね…」と言っちゃうこと。

サトシがピカチュウに「弱いピカチュウなんか、 いらない!」なんて言ったら失望するでしょ。

 

お前がそれを言っちゃあダメでしょ、と。

 

 

逆に言えば、遅生まれなら学校に行くメリットは比較的大きいのかもしれませんね。

Lv10で戦えるので。

 

 

かく言う私は9月生まれで、恩恵も弊害も受けずやってきた身です。

 

良かった良かった。


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