子どもに「クラップ・フォー・ケアラーズ」をさせる残念な大人たち
教育って何なのかね。
この教室では社会の授業を中断し、放送で「立って下さい」と促されると、約40人の児童がおよそ30秒間、手を胸の高さに上げて一斉に拍手した。
校長は取材に「行動を通じ、医療従事者への差別が許されないことや感謝することを理解してもらえれば」と話した。
医療従事者に拍手でエールを送る「クラップ・フォー・ケアラーズ」なるものが広まっているようですが、つくづく集団心理って怖いなと思わされますね。
大人が勝手にやるのはいいですよ。別に誰にも迷惑かけない程度にやってくれれば。まぁ時間の無駄だとは思いますが。
しかし勉強しに来ている子どもたちに対して、「医療従事者に感謝しなさい」と強要するってどうなのよ。
感謝って何なのかね。
そもそも自分が医療従事者として、知らないところで知らない人が拍手してくれたからって嬉しいか…?
まぁそれは置いておこう。
子どもたちには、そういう行為を強制的にやらされることをおかしいと思う判断能力はまだないでしょうから、そりゃ従ってくれるでしょう。
子どもの素直さを逆手に取った、かなり悪質な行為だと思います。大げさじゃなしに。
だから学校って嫌なんです。それ、カリキュラムのどこに載ってるんですかと。
親は何も言わないのかねぇ…。
そういうことに文句を言わない人が通わせるところなのかな、学校って。
自分が子どものときには、ここまで社会が残念な大人であふれているとは思ってもみなかったよ…。
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