公開日:2020.7.16
最終更新日時:2020.7.16

「投票率を上げたほうがいい理由」を誰も説明できない


選挙がある度に、「みんなで投票に行って投票率を上げよう」と躍起になる人や投票率の低さに嘆く人が出てくる。

世間的にも投票率が上がることはいいことだ、という雰囲気がある。

 

しかし、投票率が上がるのが良いことだという理由を論理的に説明できる人はいない。

 

少なくとも私は出会ったことがない。

 

 

なぜ投票率を上げるべきなのかと聞くと大抵は

「民意がちゃんと反映されるから」

と答える。

 

では考えてみてほしい。

 

現時点で投票に行かない人は、なぜ行かないのか。

 

多くは、政治にそれほど関心がないから、という理由だろう。

つまり、政治にそれほど不満を持っていないということだ。

 

本当に政治に不満を持っていて、どうにかしたいと思っている人は投票に行くか、立候補しているはずだ。

じゃあ仮に、政治にそれほど関心(不満)を持っていない層にも頑張って投票に行ってもらったとしよう。

 

するとどうだろう。

 

投票した人が通らなかったり、投票した人が当選したのに思うように政策を進めてくれなかったりして、政治に対しての不満が生まれるのだ。

 

投票に行っていなかったときには抱かなかったマイナスの感情が。

 

その人たちにとっては、政治のことを気に留めず暮らせていたときのほうが幸せだったはず。

 

これでも全員が投票に行くべきだろうか?

 

「民意を反映」などと言うが、その投票率自体が民意なのではないのか。

半分が政治に関心があり、投票もする。
もう半分は関心がなく、投票もしない。

それで良いではないか。

 

 

そもそも、政治への関心が薄いのは平和な証拠だ。
投票する権利を捨てられるほど余裕があるということなのだから。

 

それを踏まえてなお、「投票率を上げたほうがいい理由」を説明できる人がいたらぜひ聞いてみたいものだ。



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