家畜を飼う可能性について考える(やっぱり馬が魅力的)


ずいぶん前に書いたのに、未だに多くのアクセスを集め続ける「家で馬を飼いたい!」という記事。

 

まだ馬を飼う計画はありませんが、やはり田舎で暮らす、農業をやると言うからには、いつか「家畜」というものに手を出したいと思い続けております。

 

 

そもそも家畜とは、牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳、卵、蜂蜜などの畜産物を生産する畜産業のために飼養されている動物のこと。産業動物とも言われます。

つまり、牛、馬、山羊、豚、鶏、ミツバチなどです。

 

ペットとは完全に切り離して考えないといけません。「使えないものは家畜ではない」が原則です。

 

 

個人的見解ですが、この中で一番ハードルが低いのは

 

小学校でも飼ってるぐらいですから、そこまで難しくないのではないかと。そして、卵という収穫物が頻繁にあるのがうれしい。

卵を産まなくなったらお肉もいただけると。

 

ただ現状、幸いにも近所で新鮮なおいしい卵が手軽に買える(ふみちゃん家のたまご|ケーキ屋さん専用こだわりたまご)ので、鶏をわざわざ自分で育てなくてもいいのでは?という気持ちもあります。もしスーパーでしか買えない状況なら即決してたかも。

 

 

では牛、豚、山羊はと言うと、一気にハードルが上がります。卵も当然ありません。牛や山羊のミルクは採れますが、もともと飲む習慣がない。

じゃあお肉としていただくと言っても、おそらく本業にしてやっと成り立つレベルの話なので、とてもお肉の自給なんていうことにはならない。というかそこまでして肉を食べなきゃいけないことはない、というのが本音。

 

 

ミツバチはどうか。

これこそ、そこまでして蜂蜜を食べる必要があるのかと考えてしまいます。ほとんど嗜好品でしょう。完全なご飯派なので余計に。

あと、あんな防護服を着ないと接することができないというのもなんだか嫌で。

 

 

最後に、

もともと馬を家畜にしたのは、馬の持久力や速さを活かして輸送・移動の手段として利用するため。

その役目は車が担うようになったので、今は必要ない。広い農地を耕作する力もありますが、うちにはそんな予定もない。

 

馬肉というのもありますが、牛と同じ理由でそれもなし。

 

はりきって馬を飼いたいなんていう記事を書いておいて、何にもなしかい!言われそうですが、ひとつ大きな魅力があるんです。

 

それは、ホースセラピーという役割。

馬とふれあい、乗る事によって身体、精神への癒し、治療を行うもの。欧米では健康保険の対象となっており、その効果は科学的にも証明されているそうです。

 

「犬とか猫のペットでいいのでは?」と思うかもしれませんが、犬や猫にはない大きさと、乗ることがきるという特徴があります。かつ、牛のように角がないので安全。

そして、あまりお目にかかれないという点で魅力があります。

 

お腹は満たしてくれませんが、人に触れ合わせるだけで癒しを与えるなんて、なかなかすごい家畜じゃないですか?

老人だらけの田舎にはピッタリです。なんなら老人ホームに連れていくだけでひと稼ぎできるかも。

 

 

というわけで、いまのところ一番魅力があるのはやはりという結論になりました。

いつかどこかでご縁があれば…。