公開日:2020.10.8
最終更新日時:2020.10.8

国産木材はなぜ儲からないのか


山ばっかりの地域に住んでいるにもかかわらず、山に入って木を切る人がほとんどいない。

というか、いない。

 

木を切って山をきれいにすれば管理料?を貰えるし、獣害を減らせるし、木は売れるしいい事づくめなはずなのに。

 

その理由は簡単で、それでは食っていけないからなのでしょう。

なぜ食っていけなくなったかというと、木材を輸入するようになったから。

使う方は、安ければ輸入木材を選ぶ。

 

ここで疑問が浮かぶ。

なぜ国産木材のほうが高いのかと。

あんな大きなものを海外から船で運んでくる手間を乗せても、輸入木材のほうが安くなるなんて明らかにおかしい。

 

原因は、日本の林業の高コスト体質。

日本ではコストを下げる努力の前に、補助金で支えるという選択をしてしまった。

そのせいで木材を切り出すためのコストが下がらないままで、結果、木材自給率は32%。

 

高度経済成長期に植林した人工林が伐採の適齢期を迎えているにも関わらず、肝心の伐採する人材がいないという状態なんだそうです。

これを脱却するには、コストを下げるしかない。切り出すコスト、運ぶコスト、加工するコスト。

 

低コストで参入障壁が低い「自伐型林業(じばつがたりんぎょう)」というものが数年前から注目されてはいるようですが、それがどこまで広まり、通用するものなのかは実際に試した人にしかわからない。

こんなふうに個人が集まって、柔軟に木を切る需要に応えているグループもある。(画像クリックでHPへ)

取り組みはおもしろいし、かっこいいとも思う。

このようなスタイルの林業が増えて、少しでも多くの国産木材が活用されれば田舎ももっとおもしろくなるでしょうね。



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