“情報弱者”の方が成功しやすい時代になっていく


これでもかというほどの情報化社会で、もう情報自体にはあまり価値がないようになってきました。

ほとんどの情報は、一般市民でも手に入れられる。

そうなると、何が良くて何が悪いのかということも情報を集めればある程度予測できるようになってきます。

 

何をするにも

「○○ メリット デメリット」

「○○ リスク」

「○○ 失敗談」

で調べて、自分でもうまくいきそう、自分には無理そう、という判断をしていく人が多いのではないでしょうか。

 

これって見方を変えると、ほとんどの(まともな)思考の持ち主は、世間で「リスクが高い」「やめておけ」と言われていることにはほとんどの人が挑戦しない時代になってきているということになります。

 

しかし、世間で「リスクが高い」「やめておけ」と言われているものの中でも、やってみればうまくいくことなんて山のようにあるでしょう。

 

地方移住もそのひとつで、会社を辞めて都会から田舎へ移住するなんて確実に「やめておけ」と言われる行為です。

でも私たちはそれをやって、都会にいたときよりハッピーに過ごしているのは確か。

もし現地を訪れる前にデメリットやリスクを徹底的に調べてしまっていたら、必要以上に警戒して行動に移せていなかったかもしれません。

 

あれこれ情報を仕入れる前に、「おもしろそう」「わくわくする」「なんとなく良さそう」という直感に従って動くことがこれからの超情報社会では大切になっていくのではないかと思うのです。

調べたとしても、最終決断は自分の”そのほうが心地よい”という直感に従う。

じゃないと、人が簡単にたどり着けるところ(豊かとは言い難い暮らし)までしかいけない気がする。

 

調べ過ぎないで、情報弱者のまま自分の気持ちに従って動けるのも能力のひとつと言っていいんじゃないでしょうか。