不便を楽しめるという最強のスキルを持つ少数民族


こちらの記事でも書きましたが、いわゆるスローライフには才能が必要だと思うんです。

 

不便なことを、工夫することによって乗り越えたり、その工夫する過程を楽しんだりすることのできる才能が。

 

そして才能があったとしても、それを活かせないと意味が無い。

実際に不便な環境に身を置かないと、才能に気付けないまま過ごしてしまう可能性も十分あります。

 

そしてそして、もし才能に気付けたとしても、それを継続できるかはまた別の話で。

「楽しいけどずっとは無理だわ。」と思ってしまう人はスキルを身に付けられないまま便利な生活に戻ってしまうわけです。

 

 

何が言いたいかと言うと、

不便を楽しむ、かつそれを続けられるのは相当限られた人にしかないスキルだということです。

 

身につけようと思って身につけられるものではありません。
無理な人には無理。断言できます。

 

「そんなものスキルと呼べるほどの恩恵がないでしょ」

と思われるかもしれませんが、このスキルを見くびってはいけません。

 

不便が苦にならないと、単純にコストが下がります。

「便利」に対してかかるコストを抑えることができるのです。

わかりやすいのは家賃(住居費)。

便利であればあるほど家賃は高くつき、それに応じた仕事量をこなさなくてはいけなくなります。

それから逃れられる上に、不便を楽しめるわけですからこんなお得なスキル他にありません。

 

 

そのお得なスキルをフル活用して地方で楽しく暮らしているわが家です。

加えて言うならば、他人の目を気にしないスキルも必要なかもしれません。

これらを併せ持つのはごくごく少数民族…。

このスキルをもっと活かして何かできやしないかと企むのが日課です。

 

ゆえに友だちも少ないわけですが、それも全く気にしていないのでセーフ。

ほどよい不便さと、数少ない友だちに感謝しながら過ごす日々でございます。