公開日:2021.1.15
最終更新日時:2021.1.15

床暖房の暖房効果はホットカーペット以下?【床暖房の嘘 】


厳冬の影響もあり、暖房に関する記事へのアクセスが大幅に増えております。みんな寒さに悩んでいるみたいですね。

 

さて、現代建築の暖房としては最強とも言われる床暖房。

費用はかなり高額ですが、足元から輻射熱で部屋全体を効率よく暖めてくれるということで、根強い人気があるようです。

 

私も一時期は床暖房を導入する気まんまんでいました。

が、気付いてしまったのです。

 

床暖房ってホットカーペットと同じじゃね?

むしろ値段が高い分“下”じゃね?と。

 

床暖房とよく比較され、いつもこてんぱんにやられているのがホットカーペット。

「床暖房とはものが全く違う。比べるのがそもそもおかしい。」

なんて言われ方をしていることが多いです。

 

床暖房とホットカーペットの比較でよく見るのは

「床暖房は床自体を暖めるので、そこからの輻射熱によって部屋全体が暖まる。一方でホットカーペットは触れていないと暖かくならない。輻射熱もないので部屋は暖まらない。」

という説明。

 

うーん、嘘ですね。これ。

 

ホットカーペットでもそのものに熱を持っている時点で輻射熱は絶対にあります。なので当然部屋も暖まります。

ホットカーペットより床暖房のほうが表面温度が高い、なんてこともありません。表面温度で言えばホットカーペットの強設定のほうが高いです。

 

ではなぜ床暖房には部屋を暖められてホットカーペットにはそれができないと言われているのでしょうか。

 

理由はいくつかあるでしょう。

まず面積です。

床暖房は一般的に、だいたい床面積の60~70%に施行します。

一方でホットカーペットはそこまで広く設置することは少ないため、床暖房に比べて暖房効果が低いと評価されることが多いのです。

なので、部屋の床面積の60~70%を覆うようにホットカーペットを敷けば、面積という点においては床暖房と肩を並べることができるということです。

 

次に、施工方法の違いです。

ホットカーペットを敷くときはただ単に床に敷くだけですが、床暖房の場合は床を剥いで完璧な断熱工事をした上に熱源を設置します。

それにより部屋としての断熱性能が上がるので、結果的に床暖房を入れた方が部屋が暖かくなると感じるのです。

なので、もともとしっかり断熱工事がされている住宅であればホットカーペットでも床暖房と変わらない暖房効果が得られるはずです。

 

 

こういう理由がありながら、ホットカーペットが床暖房に性能が劣っているとされる原因は何なのでしょうか。

単純なところで言えば、管理の大変さが挙げられます。

床暖房は夏場でも邪魔にならないし、掃除への影響もないのに対し、ホットカーペットを敷き詰めるとなると片付けが大変だし、敷きっぱなしとなると今度は掃除に苦労します。

 

複雑?なところで言えば、業者が儲かるからというのもあるでしょう。

ホットカーペットを売るよりも、エアコンを売るよりも利益が多いのは明確です。なにせ施工に100万円ほどかかるのですから。

暖房器具の最高峰!暖まり方が違う!と言っておけば「そうなのかな?」と思って買ってくれる人がいるでしょうし、業者としてはそちらを推すのが自然な選択です。

 

 

…というのが私の見解なのですがいかがでしょうか?

こんなこと言っている人どこにもいないと思いますが、これに反論できる人もおそらくいないでしょう。



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