公開日:2021.3.26
最終更新日時:2021.3.26

新築を建てて成功する人はいない


またまた家づくりの記事です。

 

自分が建築士であるなどの特殊な場合を除いて、新築のマイホームを購入して「満足のいく家を手に入れられた!」と言える人は果たしているのでしょうか?

 

通常、家を建てるのは人生で一度だけです。「今回はここを失敗したから次はもっといい家を建てよう!」は無し。

冷静に考えて、これから数十年過ごす家をたった一回で完璧なものにするなんて無理な話です。

建てる前に家についてたっぷり時間をかけて研究する人なんてほとんどおらず、多くがモデルハウスの雰囲気とローンの支払い額だけで決めているのですからなおさらです。

 

本来であれば、これから家を建てる人向けの塾があってもおかしくないぐらい重要なことなのに。

 

業者のいいようにされて、住み心地の良さがいつまで続くかわからない見てくれがいいだけの高価な箱を建てるのが関の山。

家を建ててすぐにもう一件建てたくなるというのは施主あるあるらしいです。一度建てて実際に数年住んでみると、家について少しは賢くなりますからね。

 

ということは、ですよ。

日本にある家のほとんどは「失敗した家」と言えるわけです。

 

何件も建てない限りは「成功した家」にたどり着けないなら、わざわざ数千万円のローンを組んで新たな「失敗した家」を買わなくても、住みたい地域にもともと建っている「失敗した家(マンション)」に割り切って住んだほうが良いと思いませんか?

悲しい話ですが、日本の家のレベルがその程度なんだと諦めるのが賢い考え方です。

 

賃貸であれば気に入らなければ引っ越せばいいし、安く購入できたのなら、住みながら予算の許す限り「成功した家」を目指すこともできます。

 

とにかく、やりなおせる状態にしておくのが大事だと思うのです。

どうせ失敗するのですから。

 

失敗というのは、「コンセントをもっと多くすれば良かった」などという小さな失敗のことではありません。

「広くしすぎた」「日当たりが悪い」、ひどい場合は「結露がひどい」などの欠陥住宅と言えるほどのものもあります。

 

「名のある大手メーカーでそんなことあるわけがない」

と多くの人は思うでしょうが、企業の名前や大きさなんて全く関係ありません。建てるのは現場の“人”なんですから。

すごく忙しい、すごく疲れている、単なるケアレスミスなど、設計図通りにいかない理由なんていくらでもあります。

一件一件施主の想いをくみ取って完璧な家を建てるなんてことは不可能だと考えておくべきです。

 

日本の新築好きはいつまで続くのでしょうか。

すぐダメになるでたらめな家がこれ以上増えないといいのですが。

 



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