公開日:2021.4.5
最終更新日時:2021.4.5

私がもしビジネスをするならこういうことを考える、という話。


多くの人が憧れる選択肢として、起業して社長になるという道があります。

 

憧れはするものの、リスクが大きいこともみんなわかっているのでほとんどの人はサラリーマンとして働いています。私もその一人です。

しかし、結果として食べていけるのならサラリーマンより社長としてやっていく方が豊かに生きていけるというのは事実です。

 

実現するかどうかは置いておいて、サラリーマンは誰でも「いつかは起業して社長として食っていく」というところを目指すべきだと言えます。

そのほうが”自分事”として仕事に取り組む人が増えていく=社会全体の生産性が上がる=少ない時間で結果を得られるからです。

 

では仮に今何かビジネスを始めるとして、どういうものが良さそうか。社会情勢に合っていそうかということについて考えてみましょう。

 

 

ほとんどの産業が「終わったコンテンツ」

まず社会情勢として言えることは、ほとんどの産業は成熟してしまっているということです。

サラリーマン上がりの一個人がパッと初めてうまくいく時代はとっくの昔に終わっています。だからここ30年ぐらいデフレが続いているのです。

 

付加価値を生み出すのがビジネスの本質なのですが、その付加する余地がもうほとんど残されていないということです。

「サラリーマンから独立」で思い浮かぶほとんどのビジネスは結局大企業の真似事で、本当の付加価値を生み出せずに撤退していきます。飲食店しかり、○○サロンしかり…。

 

起業リスクを下げようとすればするほど月並みなビジネスしか生まれず、うまくいきません。

当たり前です。「世の中に数多くある中であなたに発注する明確な理由」がないのですから。

 

「自分がよく知っている分野」で。

ほとんどの産業が成熟しているならなおさら、自分がよく知っている分野でアイデアを出す以外に方法はありません。

しかし多くの人は「儲かりそうか」「将来性がありそうか」という目線で業界を決めたりアイデアを出そうとしたりします。でもそれはあなたじゃなくても(あなた以外のほうが)できるし、すでに大企業がやっている、もしくはより良いものを提供されて終わりです。(技術開発や発明は除いて)

 

目の前にお客さんがすでにいるか

ビジネスをするならたくさんの、そして高単価なお客さんを集められるようにしておかないと、という考えでターゲットの選定をするというのがありがちですが、そんな打算的なビジネスのお客さんになってくれる人はいません。

そもそもその人たちにあなたの情報が届くことは絶対にありません。世の中で戦っている企業がどれだけ広告費を使っているか考えればわかるでしょう。

あまりにもインターネットが一般的になりすぎて、集客=ネットでという考えに陥りがちですが、まずは自分の目の前にそれを欲している人がいるかどうかが重要なのです。いないのであれば、それは妄想でとどめておくべきアイデアだということです。

 

最終的には、「エンタメ」

どんな業界で、どんなアイデアで起業するとしても、最終的には「あなただからお願いする」という人をつくるのがゴールです。

これだけ成熟した社会ですから、基本的にみんな事足りているし、似たようなものなら安い方がいいと考えています。

 

そんな中で、わざわざ高いお金を出すときというのは、「あなたに頼んだ方がなんとなく気分がいい」と思うときです。

つまり、”あなた”という広い意味での「エンターテイメント」にお金と時間を払っているのです。これは疑いようもなく付加価値でしょう。大企業が真似できるはずもありません。

 

これはどんな分野でも共通することです。「こういう経験があって、今こういうことをしているんです。」に対する「感動」や「信頼」が付加価値です。抽象的で、胡散臭い感じもしますが、それほど成熟した社会になっているのだととらえましょう。

 

 

「自分がよく知っている分野」が難しい

日本の企業は、社員の専門性を高めるよりも社内のいろんな業務を把握して処理できるようにすることを重要視しています。社外に出ていってほしくないからです。

なので、サラリーマン生活に甘んじているとその会社でしかやっていけない人になってしまいます。実際にそういう人が周りにもいないでしょうか。

 

つまり、社会で通用する「自分がよく知っている分野」が育ちにくいということです。よほど意識して自分で勉強し、転職を視野に入れて働かないと、ビジネスにはつながらないのです。

でもそういうことを教えてくれる人は少ない。起業関連の書籍でもあまりそういうことには触れていないので、忘れがちですが一番重要だと考えています。



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