移民によって少子高齢化さえ解決すれば日本の未来は明るい


移住の切り口を少し変えて、移民の話。

 

日本の少子高齢化はかなり深刻で、労働人口がどんどん減る一方で高齢者はどんどん上に溜まり、必然的に高齢者寄りの政策が行われて若者はやる気をなくして

今後もその傾向が続くどころかもっともっとひどくなっていくのが確定しているのが現在。

 

この少子高齢化って日本のあらゆる問題の根源になっているんですよね。

失われた30年ってのも結局、少子、つまり人口が減って市場がだんだん小さくなっていくから投資する企業が減ってしまったというのが原因。

 

これって裏を返せば、若者の数が増えればあらゆることが解決していくのではないかと思うのです。

 

そもそも、日本ってかなり"良い国"なんですよね。

きちんと法律があって、基本的に多くの人がそれを守るし、破れば罰せられる。

教育機関がちゃんとあって、みんな当然のように読み書き計算ができる。

食べ物は不足なく供給されて、安全性もそれなりに守られている。そしておいしい。(と思う。)

みんな驚くほど(死ぬほど)真面目に働く。

稼ぐも稼がないも自由。どうしても暮らしていけない状況になれば国が助けてくれる。

 

こんな良い国他にありますかって話です。

政治は結構めちゃくちゃやってる感は否めないですが、世界的に見ればだいぶマトモ。おかしなことをした人は辞職するし。

 

と考えると、問題は将来への期待感の薄さぐらいなんです。

若者と高齢者のバランスがもう少し良い状態で保たれればもう言うことなし。(まぁ細かいことはいろいろあるけども。)

 

…なんですが、子どもが減っていく傾向はもうたぶんどうやっても変わらない。

結婚なんてしなくても割と楽しくやっていける社会になってしまったから。

子どもを産めばものすごく手厚く支援されるという政策は、高齢者に響かないのできっと実現しないでしょう。

 

じゃあやっぱり日本は"終わってる"のか?

実はそんなことはなくて、移民を受け入れることによって若者を増やすという方法があるんです。

 

これはもう結構やられていて、実際に「なんか最近外国人増えてない?」という意見に同意しない人はいないはず。

最近でこそ入国者は減っていますが、確実に増えているんですよね。外国の人。

これがもっと進めば、消費が活発になって「あれ?日本めっちゃ良くね?」とみんなが気付き始めて、これまでの不景気が嘘みたいに一気に復活するということもあり得る。

 

それこそ日本の田舎なんて土地が安いし、どんどん外国人が移り住んで、そのときの復活具合は凄まじいものになるのではないかと思うのです。

 

予測のように書いていますが、日本はこの道しかないのではないかと思っています。

冷静に考えて、このまま単純に市場の縮小を受け入れて田舎は山に返すなどという選択は絶対にしないだろうし、先述した通り子どもを増やすための大がかりな政策をやれる政治家もいない。

となれば、もう日本が生き残る道は移民をひたすら増やし続けるしかないでしょう。

 

もちろん批判はあるでしょう。移民受け入れによって"良い国"が崩れる面も確かにあるでしょうし。

でも国が立ち行かなくなる道とどっちがいいかと言うとやはり移民大国を選ばざるをえない、ということになる。

 

こういう動きが目に見えて表れて、日本人の暮らしに影響を与え始めるのがいつになるかはわかりませんが、ウイルス騒動が落ち着けばまた大きくその道へ進むはず。

 

結局何が言いたいかと言うと、「日本はもうダメ」で思考停止せずに、今できることを考えて仕込んでおきましょうということです。

日本は日本人が思っているよりちゃんとしている国。なはず。