「賃貸派」という矛盾


賃貸派の人って、「賃貸なら自由に住みかえれるし、この人口減少の時代に家買うとか頭悪いっしょ!」という主張をするのでしょうが、ひとつ重要なことを忘れているんですね。

 

それは、借りる物件は誰かの所有物件だということ。

 

誰かが買って持ってくれているから、そこを自由に借りて住めているんです。

そして、その持ち主は賃貸派の人たちから家賃をもらうことで利益を得ている。

 

ということは、賃貸派と言いながら物件を所有することを肯定し、かつ利益をもたらしているわけです。

 

 

 

…うん、かなりの暴論です。

 

物件を貸しに出している人のほとんどはそもそも自宅用に購入していないでしょうし。

やはり、自宅用に家を買うというのは時代錯誤な気がします。

特に一軒家。マンションならまだ貸しに出すという選択肢がなくはないですが、一軒家を借りて住む人なんてめったにいないですからね。

 

自宅であろうが投資用であろうが、この人口減少の時代に新たに物件を購入するというのはどうかと思います。

貸している間は良くても、出口が無いですから。唯一の出口は、「売れるうちに他人に押し付けること」です。「不動産投資はババ抜き」とはよく言ったものですね。

 

 

賃貸派を否定しようとしてみましたが、やはり無理でした。という話。

そもそも世の中に存在する賃貸物件のほとんどは不動産会社が所有しているもので、個人が買えるものは全て売れ残りと言っても過言ではないでしょう。

なんだかすっきりしない日本の住宅事情です。

 

ちなみに私は一軒家を購入しています。

が、ローンはないので出口は考えていません。というか、もう出口から出てるのか。