公開日:2021.6.11
最終更新日時:2021.6.11

ミミズ養殖の時代到来か。ミミズ活用の可能性を探る。


わが家はなんやかんやでミミズコンポスト歴5年。

 

夏の暑さや餌不足という問題を抱えながらも全滅させることなく5年飼い続けられているのは、管理が良かったのかコンポストの造りが良かったのかミミズが優秀なのか。

 

5年経って確実に言えることは、ミミズ(コンポスト)は楽でおもしろく、とても役に立つということ。

 

管理が良かったのか、と言いましたが、正直管理なんて全然してないんですよね。日の当たりにくい場所において、気が向いたときに水をかけていただけ。

変にいじらなかったのが逆に良かったのか?というぐらい、何もしなくても生き延びて、卵を産んで増えてくれるミミズたち。
そして、生きているだけで良い土をつくり続けているのです。

 

この5年の間に社会はかなり変化して、「地球に良いこと」への注目度が一気に上がってきました。

一時期の”儲け”よりも、持続可能性の重要性に日本が、そして世界が気付き始めたわけです。

 

それに伴って、とうとう来たのではないかと。ミミズの時代が。

 

そもそも日本では、ミミズが軽視されすぎている(もはや無視されている)という指摘があります。

日本は世界的に見て雨の多い地域で、比較的土壌が豊かな国なので土質にそれほど苦労せず作物が育てられていました。
しかし、機械耕耘、化成肥料、農薬に頼る農業が長年続いてきたせいか、まだ致命的ではないものの土の疲労による影響が様々なかたちで現れてきています。

それに薄々気付きながら、土の疲労を機械と肥料と農薬のさらなる改良でなんとか補っているというのが現状ではないでしょうか。

 

現在のようなあらゆる資材を必要とする農業が持続可能であるとは思えません。

そこで、ミミズの出番です。

 

少し極端かもしれませんが、ミミズは機械、肥料、農薬全ての役割を担ってくれる動物なのです。

排泄物は良質な団粒構造の土。分泌液は植物生育促進、病原菌抑制作用。

燃料(餌)は、有機物。お金はほとんどかかりません。

 

機械屋や資材屋を儲けさせるためにあるような農業ではなく、きちんと作り手に豊かさをもたらす農業を再構築するにはミミズの力が必須でしょう。

 

活躍の場は農業だけではありません。

私と同じように、家で出る生ゴミをミミズコンポストで堆肥にするという取り組み(遊び?)にも関心が高まっていくことでしょう。

 

また、環境教育として学校にミミズコンポストを設置したり、自由研究としてミミズを観察したりと、活用の幅は意外に広いのです。

 

ミミズは身体に良い、なんていう話も…!(ミミズを粉末にした健康食品があるらしい。)

 

 

一方で、ミミズについてまだまだわかっていないことがたくさんあることも事実。
養殖の方法もそのひとつで、完熟堆肥をつくってくれるフトミミズは土の中を探せば割と簡単に見つけられるにも関わらず、未だに養殖が難しいと言われています。

 

ミミズは、活用の可能性と世間の注目度のギャップが非常に大きい分野なのです。

 

というわけで、今更ながらミミズコンポストのフル活用を試みようと思います。

「ミミズコンポスト」カテゴリがつくれるぐらいに発信もしていくつもりなのでよろしくお願いします。(おそらく需要はない)



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