米作りをするならやっぱり陸稲(おかぼ)でやりたい


暮らしの自給率を少しずつでも上げていきたいと考える中で、やはり食の要である米はいつか自分で作れるようにならなくてはいけないと思っています。

 

ここで農薬の使用の有無などの違いはあれど、普通は田んぼでの米作りをイメージするのですが、私はそれにはなんだか魅力を感じなくて。

 

田んぼで作る米、水稲って石油で作っていると言っても過言ではない栽培方法なんですよね。

田起こし、あぜ塗り、堆肥散布、代かき、田植え、除草、稲刈り、脱穀…

これらすべてに機械(石油)が必要で、お金がかかって仕方がない。たとえ機械をすべて譲ってもらえたとしても、機械ありき、お金ありきの栽培方法でお米を作ってそれは自給と言えるのか、と思うのです。

 

もちろん水稲も手作業でできなくはないのでしょうが、大人数で、もしくはスーパーマンじゃないと到底こなせる作業ではないです。

であれば、多少収量は減っても陸稲で持続可能な量を栽培する方が本当の意味での自給が可能なのではないでしょうか。

 

水稲もやったことがないやつが何を言うのかと言われればそれまでなのですが。

 

ちなみに陸稲についてはこの本で勉強中。

陸稲は農業機械を必要としないため自給に向いていると明記されています。

平飼いでの養鶏と、陸稲などで自給生活をするイメージが湧いてくる素晴らしい一冊です。

 

今年は獣害の深刻さを目の当たりにしたので、その反省を踏まえて来年はまずきちんと収穫にありつけるようにします。

自分の畑を存分に活かせるように。