賢い人は公共サービスを使い倒す


なんか今さら言うことでもない気がするのですが、公共サービスを使わない人が多すぎると思うんですよね。

 

一番わかりやすいのが、図書館。

 

めちゃくちゃいろんな本が置いてあるんですよ、あそこ。知ってます?

しかもどれでも持って帰って読めるんですよ。知ってます?

 

本当に、みんな知っているのかどうか確かめたくなるほど人がいないんですよね。図書館って。

 

私は学生のころから自転車で15分ぐらいかけて通ってました。学生にとってあんなにありがたいものは他にないですからね。

その頃からほとんど人はいなかった。年寄りがちらほらいるぐらい。

 

もし本屋さんが「タダで本読み放題です!」って言いだしたら絶対殺到するのに、図書館だとなぜか誰も来ない。

何なんですかね、この現象は。

 

もちろん図書館だけじゃないです。集会所、グラウンド、ごみ回収、無料貸し出し・配布などなど、公共サービスって結構いろいろあるんです。

でも多くのサービスは高齢者にしか使われていないか、そもそも知られていない。

現役世代の人はなぜか民間企業のサービスを使う頭しかなくて、その中で安いだの高いだの言って税金とは別にお金を払い続けている。「サービスを受けるにはお金を払わなければいけない」「公共サービスは困っている人が使うもの」みたいな固定概念があるのでしょうか。

税金の使われ方に文句を言う割にはどういうところに使われているか気にしていないんでしょうね。広報などでそのあたりは簡単にチェックできるし、せっかく税金払っているんだから使えるものは使った方がいいよね、というのが普通の発想だと思うのですが。こんなご時世なのでそのサービスがいつまで続くかもわからないし。

 

なので私は図書館を頻繁に利用する人はそれだけで賢い人認定しちゃいます。

妻はそういうサービスをとても上手に利用するので大変尊敬しています。これから結婚相手を探す人は、「図書館をよく利用する人」という基準で選ぶと良いでしょう。