まずは自分がもともと持っている資源を全部認識せよ


私がなぜ自分のことを豊かだと信じられるのかというと、答えは結局これに尽きます。

自分がどれだけ資源に恵まれているか知っているから。そしてそれらをちゃんと使っているから。

 

健康な身体(発達した脳)

健康な家族

助けてくれる仲間

仕事

電気水道ガス

インターネット

公共サービス

あらゆる道具

お金

太陽、雨

 

…とまぁ書き出すとキリがないほど私には使える資源があるわけです。

 

挙げたものはそれほど特殊なものではなくて、日本人であれば多くの人が持っているものだと思います。

にも関わらず、なぜかほとんどの人が自分のことを貧しいと思っていて、不安と戦いながらせっせと働き続けている。

 

それはなぜかというと、豊富な資源を持っていることに気付いていないか、持っているのにそれが資源だと認識できていないからです。

 

例えば太陽。

地域差こそあれど、万人に対して平等に降り注いでいます。地球を熱するぐらいですから、莫大なエネルギーです。しかも無料。

これを「自分が使える資源」と認識している人がいったいどれだけいるでしょうか。

きちんと認識していれば、朝日を浴びたり、物を乾かしたり、野菜を育てたり、水を温めたりして生活をより豊かにするために最大限利用することを考えるはずです。

逆に認識できていない人は1日中太陽の光をシャットアウトして(資源を無駄にして)、“唯一認識している資源"であるお金をひたすら使って、乾かしたり温めたりしているわけです。そしてそのために貴重な時間を使って働くわけです。

 

それで豊かになれるわけがないでしょう。

 

誰でも持っているからといって軽視したり(例:太陽)

 

逆にみんな持っているからといって役に立たないものを欲しがったり(例:テレビ)

 

自分が今持っていないものこそが豊かさに必要なものなのだと盲信したり(例:大金)

 

資源の価値を見誤っていることこそが、自らを豊かさから遠ざけている原因となっていることにまず気付かなくてはいけませんね。


家計