公開日:2022.5.25
最終更新日時:2022.5.25

「子どもに同じ失敗をさせたくない」という教育方針の是非


親たるもの、「子どもに自分と同じ失敗をしてほしくない」と考えるのは至極真っ当なことだとは思います。

しかし、それが子どもにとって良い結果をもたらすかどうかは別で、むしろ悪い結果になる確率の方が高い気がしています。

その理由を簡単に説明すると、自分が経験している失敗には共感・助言ができるけど、経験していない失敗にはそれができないからです。

 

例えば、学校や勉強。

「自分は公立の学校に行って嫌な思いをしたから子どもには私立学校に通わせたい」

「自分はあまり勉強せず大人になって苦労したから、子どもにはちゃんと勉強してもらいたい」

みたいなパターンは結構あると思うのですが、公立学校での生活しか経験のない親には私立学校の大変さはわからないし、勉強してこなかった親には遊ぶ時間を削って勉強する辛さもわからないでしょう。もしかしたら自分より辛い経験をするかもしれない。

結構大変なのに、「お前のためだ」「恵まれた環境なんだぞ」などと押し付けられたら誰でも嫌になりますよね。

そんなことになるぐらいなら、たとえ失敗したとしても自分が知っている道の“もっとうまい歩き方”を教えてあげる方がよっぽど子どもにとって良いのではないでしょうか。

 

もちろん一番良いのは、より良いと思う道を一緒に探して、都度やってくる困難にも一緒に対処してあげることなのですが、親だからと言って全ての問題に対処する能力があるとは限らないということを忘れてはいけません。

自分が勉強してこなかったのにどうやって勉強の手助けをするのでしょうか。

さらに言えば、そもそもその遺伝子を受け継いだ子どもがなぜ勉強が出来るようになると思えるのでしょうか。

一番良くないのは、自分ができずに後悔していることを子どもにさせて自己満足することです。結局子どものためではなくて自分のためにやっているだけ。これも結構ある気がします。まぁ気持ちはわかるのですが。

常に意識しておかないと、いつの間にかそっちに流れてしまっていたり。

 

個人的に考える必要があると思っているのは、「公立学校のもっとうまい歩き方」

「世の中にはいろんなやつがいる」ということを知るには良い環境ですが、いかんせん無駄が多い。無視できないほどに。それを賢く乗りこなす術があれば良いのですが。

うまくやっている人どっかにいないかな…。



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