勉強なんて、やりたくなってからすればいい


これは高等教育の話。特に大学。

あれは学びたくなって初めて行くことを検討するところであって、就職のためにとりあえず行く場所ではない。コストパフォーマンスが悪過ぎる。金が有り余っているなら別にいいけど。

初等教育を受けたらとりあえず働いてみて、そこで疑問に思ったり興味が出てきたりしたときに学び直すために通えばいい。

そうすれば同じ学費でも学ぶスピード、質は全然違うものになるし、一度働いたことで奨学金(ローン)なんて利用しなくても通える人が増えるので社会的にも良い。

 

また、働き始めが早くなることで結婚や出産を考える時期も早まるはず。今は進学を優先するあまり適齢期を過ぎてしまう人が増えているように思う。(進学という選択肢が無かったような比較的学力の低い人たちばかりが早く子どもをつくって別れたりしている)

 

同じように順番を入れ替えた方が良いであろうことは他にもあって、例えば英語なんかも学んでから使おうとするよりも、先に海外に行ってしまった方が確実に習得は早い。

とにかく時間やお金がかかるものは、必要になってから一気にやるほうがいいということ。

前もって始めるのは過程を楽しみたい場合だけで良い。勉強すること自体が好きとか。(私もわりとそのタイプなので、夏休みの宿題なんかは早くからコツコツやっていた)

 

一番良くないのは好きでもない、必要でもないことをコツコツやって(やらされて)、嫌いになってしまうパターン。何も生み出さない。失っただけ。出会うのがもっと遅ければおもしろさに気付けた可能性もあったのに。

 

今の学校はもはやその現象が普通になっているから恐ろしい。大袈裟じゃなく、遊んでた方がマシ。

 

これがわかる大人がもう少し増えてくれないものか。


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