マイホームにベランダと畳はいらない


沖縄のアパートに引越して、改めて家について考察中。

 

広島の古民家から沖縄の築10年足らずのアパートに移り住んだ(その間に10日間実家でも過ごした)わけですから、そりゃあいろいろ考えます。

 

私たちに最適な住宅とはどんな家なのか。

 

で、具体的に挙げることのできた「理想の家の要素」がタイトルにしたベランダはいらないというもの。

 

ベランダって、ほとんどの家についてますよね。昭和、平成、令和どの時代に建てられた家(一戸建て、マンション両方)でも大抵ついてます。

用途としては主に洗濯物を干す場所にするのでしょうが、今どきは乾燥機を持っている家庭が増えているし、エアコンでもそれなりに乾くのでわざわざベランダに出て干さなくてもいいのではないかと思うのです。

そして何より、ベランダは実質外なので雨風に晒されて傷みやすく、家の寿命を短くする要因となってしまうので無いに越したことはないのです。しっかりメンテナンスをすればそこまで問題ないのでしょうが、業者の言う通りに定期的に点検してメンテナンスをする家庭などほとんど存在しないのではないでしょうか。

せっかく新築にするならサンルームをつくればいい(なんなら庭先でいい)だけなのに、やはり最近の家でもベランダがついているので業者も消費者もあまり深く考えずに建てているのだろうと思います。ベランダもタダではないのに。

 

 

で、畳について。

一戸建てに限った話ですが、これも「一室ぐらいは和室を」みたいにあまり深く考えず設置する人が多いように思います。しかしそれそこ今の時代活用の場は限られていて(というか無いに等しい)、その割にメンテナンスをしないとカビやダニの温床になるという厄介者なのです。

断熱性や調湿性に優れているという側面はありますが、"その時代には"そうだったというだけで、他にも選択肢はたくさんあるし、もはや和の雰囲気ぐらいしかメリットは残っていないと言っても過言ではないでしょう。

畳(和室)を無くせば当然その分コストは下がるし、余計な気をつかわずに済むので潔く日本家屋は畳から卒業すべきだと思います。

古民家は好きですが畳への信仰心は皆無なのです。(他人の家にあるのは嬉しいけど)

 

さて、わが家が理想の家にたどり着くのはいつなのか。そんな日が来るのか。(たぶん一生求め続ける)