新築の一番の問題点は「家に見合う生活のための消費」が増えること
新築の家は人生最大の贅沢であることは間違いないのですが、それは住宅ローンの支払いだけの問題ではありません。
「新築の家に見合った暮らし」に変わるコストもかなりの額になってしまうことが意外と見過ごされています。
駅から遠くなるし駐車場あるし車買うか
家がピカピカなんだから家具家電も新しく(ちょっといいやつ)買うか
という大きな出費から始まり、
部屋が増えると物も増える。
物が増えると維持費も増える。
という細かい出費が積み重なって生活費が跳ね上がるというパターンは誰しもが陥りがち。新築の家に中古の家具家電や前の家よりランクダウンさせたものを揃える人なんてまぁいないでしょう。
一度上げてしまった生活水準はなかなか下げられません。
立派な家なんだからこのぐらいの暮らしはしないと…という呪縛によって、「住宅ローンの支払い額は問題なかったはずなのに家計が苦しい」という状況が生み出されてしまうのです。
実は住宅ローン破綻ってこっちが原因だったりするのかも。
ただでさえよそ様からお金を借りて建てた贅沢な家。そこに生活水準まで合わせにいったら苦しくなることは簡単にわかりそうなものですけどね。
まぁそれがわかる人はそもそも住宅ローンを使って新築なんてしないのでしょうが。
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