食事の基本「身土不二(しんどふじ)」とは?
しんどふじ【身土不二】
身(からだ)と土(土地)は二つじゃない、繋がってるんだよ、という意味です。
そう言うとなんだかスピリチュアルな話に聞こえますが、話はもっと単純です。
野生動物に学ぶ、身土不二
野生の動物を考えてみてください。
野生の動物はペットや人間と違って、自分で周りに生えている草や実、または虫や動物を狩りにいかなくては食事にありつけません。
言い換えると、自分のいる土地に生えている、生きているものだけを食べているんです。
まさにこれが身土不二。
そこにあるもので生きていけるからそこで生まれた、ということです。
現代で身土不二を実践するには?
コンクリートジャングルで暮らしている現代人にとっては無くなりつつある概念。
でも、いくら技術が進歩して世界中のあらゆる季節のものを食べられる社会になっても、人が動物であることには変わりありません。
人だって本当はこの考え方に沿った暮らしをするのが自然だし、体にもいいはずです。
だからと言って、
「そうか!じゃあそこらへんに生えてる野草をむしってサラダに…」というわけにもいきません。
この時代に身土不二に沿った暮らしをするにはどうすればいいのか。
旬のものを食べる、すなわち身土不二
例えば秋ならさつまいも、栗、さんま、松茸など…
旬のものはその季節に必要な栄養をたっぷり持っていて、何よりうまい。
旬なものを選べば自然と体に必要なものを摂りながらうまいものを食べられるというわけです。
皆さん、旬なもの知っていますか?
旬なもの食べてますか?
私は結婚するまで旬なんて考えたことなかったですね…
例で秋の旬をあげましたが、他の季節の旬って正直今でもそんなにわかりません。
なんせスーパーに行けば旬なんて関係なく食材が手に入りますからね。
そんなことではいつまで経っても食事の基本は身につかないでしょう…
移住して、産直とかで買い物するようになれば詳しくなれるかな?
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