結婚は今の時代でも合理的な選択だ!

2018.3.27


今までは常識だったことが次から次へとそうじゃなくなってきています。家族、結婚という概念もそのひとつ。

実際に結婚しない人が増えてきている。結婚したとしても結婚式をスマート婚にしたり、しない夫婦も多いらしい。

同性愛についても理解が進んできているし、とにかく常識にとらわれない自由な選択ができるような社会になりました。

こうした流れから生まれた、結婚無意味説。

一家だんらんを推進する私としてはスルーできない主張!というわけで結婚無意味説への反論記事です。

 

結婚は何のためにするの?

 
まずは結婚の目的をはっきりさせる必要があります。いわば結婚のメリットですね。

よく言われる、一緒に住める・子供がほしい・心の支えになる、といったものは極端な話、結婚しなくたってできることなので省かないといけませんね。

正直この部分がメリットの大半を占めますが…。

もちろん、それ以外だってあります!

 

①家族への恩返し

 
結婚について自由な社会になったことは事実ですが、自分の親、もしくはおじいちゃんおばあちゃんの考え方もそうでしょうか?
よっぽど柔軟な考え方ができる人でなければ、自分の生きてきた時代の常識でとらえるのが普通です。自分の子どもにも結婚して素敵な家庭を築いてほしいと思っているかもしれません。

「え?親のために結婚するの?」と思うかも知れませんが、“親のため”って私はとっても大切で、必要で、素敵なことだと思います。

生んでくれてありがとう。ここまで育ててくれてありがとう。こうして立派にパートナーを見付けました!という証明になるじゃないですか。

親はきっと安心して、「頑張ってきてよかった!」と思ってくれるでしょう。

 

②結婚式ができる!

 
実は私は結婚式に対して冷めている方の人でした。

「一生に一度だから…」と言ってバンバンお金取ってくるし、ドレスもタキシードも一度しか着ないのにオーダーメイドでつくったりして正気の沙汰じゃないと。そのお金と労力でもっといろんなことしようぜと。ほんとに思ってました。

結果的には妻の意向を最優先して正気の沙汰でなくなりました。笑
もちろん二人でじっくり話し合って、自分たちでできることは自分たちでやって、無駄なものは省くようにしたので少しも後悔するところはありません。もう一回やりたいぐらいです。

これもひとつめの理由につながる部分になるのですが、結婚式をする目的はお世話になった人への感謝を伝えることだと思うんです。呼びたい人だけ呼んで、みんなのおかげで素敵な家族ができました。ありがとう。これからもよろしくねってきちんと伝えられるのってこういうときしかないじゃないですか。そして思い出話や将来のことを語り合う。究極の一家だんらんですよ!

自分の好きな人たちの前で家族に感謝を伝えられて、それをみんなが祝福してくれる。終わってからも「いい式だったね」と一生の思い出になるんです。
自分が主役の結婚式にしちゃうと見栄とか自慢、必要以上の出費、別に呼びたいと思っていなかった参加者とかが出てくるんでしょうね。

同じ自慢でも、「私たちはこんな素敵な人たちにお世話になったんだよ!!」っていう自慢をする結婚式ならきっと参加者も心から祝福してくれるんじゃないでしょうか。

 

③世間体

 
墓穴を掘りそうな理由ですが、これが結構侮れない。確かに結婚してなくても不自由することが少なくなってきてますが、まだまだ面倒なことはたくさんある。
名字が違うので「あれ?結婚してるんじゃないの?」とか日常生活でもいちいちそういう反応にこたえないといけない。些細だけど面倒。

これは社会がまだいわゆる事実婚に慣れていないことが原因だから少しずつ解消していくかもしれませんが。

あとは事務面、税金面。これこそまだ時間がかかるところでしょう。家族=結婚が染み付いた社会はそれにふさわしい仕組みになってしまっているので、本来受けられる恩恵が受けられないということも出てくるでしょう。

 

結婚したら家族が幸せになるなんてことはありません。でも幸せになるきっかけには充分なりうると思うのです。

お金のことでもめちゃうカップルは結婚してもしなくてももめるんじゃないでしょうか。これはなんの根拠もないですけど。
「こいつのためなら全部くれてやらぁ!」って言えるパートナーと出会えたらきっとそんなことにはならないと思います。
言ってしまえば結婚したって一緒に住まないといけない法律なんてない。自由です。

 

結婚、私はこの時代でも全力で推進します!