銀行員を辞めて移住する3つの理由

2016.11.25


プロフィールにもある通り、私は次の2月に銀行を退職して広島県の安芸高田市というところに夫婦で移住します。

現在25歳。銀行員4年目で給料もそこそこ(年収600万ほど)になりつつあるこのタイミング。さらに結婚もしておりこれからしっかり稼がない…と、普通なら思う。思わないといけない。
 

と、教えられてきました。

しかし、自分が(もちろん妻も)求めている生活とのギャップが徐々に鮮明になってきました。
 
 

①家族で過ごせる時間が少ない

 
今の仕事で会社に着くのが8時。退社が19時~20時。これだけでおよそ12時間会社に費やしている。
 
あり得ない。

 
さらにそこに通勤時間が往復で2時間。つまり、1日で一番長く一緒にいるのは職場の人間ということ。
 

もう一度言う、あり得ない!!

 
幸い銀行は週に二日休日があるので、トータルでは家にいる時間の方が長い…?
いやいや、そういう問題ではない!
私は家族でたっぷりのんびりして、いろんな話をして、いろんなところにいって豊かに暮らしたいのです!
普通のサラリーマンは起きる時間からすでに会社に決められているようなもの。そして平日の起きている時間はほとんど拘束されている。いくら休日に家族と過ごしても全くつり合わない!
 

もっと言うと、サラリーマンの中では8時に行って遅くても20時に帰れて土日が休みという環境は恵まれている方という事実。もっとひどい環境で働いている人だって山ほどいるんです。実際に私の職場で一番早く帰ってるの私ですし…
 
 

そんなわけで、「1日で家族といる時間を一番長くできる」暮らしを目指すことにしたのです。
 
 

②好きな場所に住めない

 
就職するときはもちろん住んでいる場所から働く場所も決めました。
しかし!!ずっとそこに住み続けたいわけではない!!雇われの身としてはかなりワガママ発言ですが、このワガママを通すことができない、自分の住む場所を自分で決めることがワガママになってしまうサラリーマンはやはり私たちが求める暮らし方には合わない選択でした。

 
私は結婚を機に大阪のど真ん中に住み始めたのですが、晴天でもビルでほとんど日陰、空がとんでもなくせまい(小学校のグランドのせまさには本当に驚かされました…)、汚れた空気、という環境に2年住んでも慣れることができませんでした。
 
このように、その土地に住んでみて便利さや雰囲気、周りの人などによって自分に合っている合っていないが誰にでもあると思います。
 

しかし、サラリーマンでは転勤か転職をしないと合わないと思った土地でも我慢して住み続けないといけない。慣れたと思っても頭でそう考えているだけできっと自分でも気付かないストレスがずっと生まれ続けているんです。
 
 

③尊敬できる人と働けない

 
私の勤め先は銀行なので、何万人という職場の誰と働くかは配属されてからしかわかりません。誰と働くかが選べないのです。

 
家庭をかえりみない仕事人間が上司でも、忙しい忙しいと言って毎日最後まで残ってイライラし続けている人が先輩でも、その人たちと足並みそろえて仕事をしなくてはいけません。
それってかなり異常で、場合によってはもったいない環境です。「周りを言い訳にしてるだけじゃないの」と言われるかもしれませんが、周りって大事でしょう!!

 
「よし、今日もお客さんのために頑張るぞ!」「今日は早く帰って家族とのんびりするぞ!」というキラキラした人たちに囲まれれば自然とそういう意識になり、行動が変わり、サービスにも良い影響が出てくるはずです。
でもそういう意識で働いている人が本当に少ない。少なくとも銀行という組織では。

 
「私はちゃんと尊敬できる人たちと働いている!」という方は素晴らしいです。きちんと良い会社を選んで、周りとうまく仕事ができるように努力されているんだと思います。そういう人が集まる会社に世の中をもっと素敵にしてほしいですね。

 

今日のまとめ的な

まだまだありますがキリがなさそうなのでこのへんで。
今の仕事が本当に自分のために良い選択か、ぜひ考えてみてください。


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