人工知能 (AI )に負けない生き方をしていれば会社に属さなくても負けない
あなたの仕事、人工知能(AI)ではできませんか?
こんな記事がありました。
機械に奪われそうな仕事ランキング1~50位!
会計士も危ない!激変する職業と教育の現場
ここで私が感じたのは「自分の仕事は奪われないかな!?大丈夫かな!?」ということではなくて、機械のほうがうまくやれる仕事を毎日毎日やっていることの虚しさです。
極端に言えば
いずれAIに仕事を奪われる
=自分はAIができるまでの代わりの出来の悪いロボット
ってことになりますよね?
それに気付きながらも、先のことは深く考えずとにかく食べていくために目の前の仕事をこなすなんてあまりに浅はかだと思います。
私の今の仕事(銀行員)は必ずAIに奪われる
銀行員の総合職の仕事として代表的なのは、運用部門と融資部門。
運用部門は、顧客の貯蓄を増やすことを目的とした投資信託などでの資産運用や、病気や怪我、死亡したときのための保険の加入をすすめたりするのですが、特徴として挙げられるのは正解がないということです。
正解を強いて言うならば、「統計学的に最も資産が減りにくい配分で資産を分散しておくこと」になるのですが、これを一担当者の力で実現できると思いますか?
現実は、
「これ下がってて今かなり安いので買ってみませんか?」
「新しく出た商品で、どんどんお金が集まってきてるので期待できますよ」
「これだけ準備しておけばご家族も安心ですよ」
などと、かなりいい加減な営業トークによって情報弱者を相手に高額の手数料を取り、利益をなんとか保っているような状況なのです。
これをAI、もっと言えば普通にプログラミングされた機械で行えばより根拠のはっきりした効率的な資産運用が実現できるはずです。機械が自動的に行ってくれれば、今のような高額な手数料も必要ありません。
融資部門については、顧客の資産・収支状況を見てその人にお金を貸していいかどうかを判断するという業務なのですが、もう既に担当者が行っていることは該当のシステムにデータを入力することが主な業務になりつつあります。
ただ、現状は融資担当者が顧客から聴取した資産状況のデータをエクセルファイルに手入力したものをもとに、所管部署が融資の最終判断を行い、認可されれば契約書類を徴求するというステップを踏んでおり、人為的ミスが当たり前のように発生しているのが現状です。
これがもし、通帳や確定申告書の自動読み取りによって融資判断が行われるようになれば入力ミスもなく、より適正な融資が行われることになるでしょう。時間や手間、事務手数料などもかなり削減できるはずです。
お客さんはもちろん、銀行側にとってもメリットは大きいです。
生産側も消費側も気付いているけど考える余裕がない
こういったことは働きながらもみんな薄々気付いていることです。しかし、そんなことを考える時間も気力もないので妥協の上で仕事をこなし、世の中がよくなるかどうかという仕事の原点から遠く離れたところで心身をすり減らしながら頑張っているのです。
消費者は消費者で、「なんか辛そうだし買ってあげようかな」「よくわからないけど安いしこれにしとこうかな」という妥協した消費をしてしまい、生産側の状況を改善するチャンスを奪っています。
使命感を持った生産、消費を
生産側も消費側も、「私がやるからこそ」というぐらいの気持ちをもっていれば、きっとどれだけAIが賢くなろうが普及しようが、「あなただから」求めにきてくれる人がいるので豊かに生きていけるはずです。
妥協でやる仕事は妥協の消費しか生まないから、AIのほうがましなのです。
あなたの生き方、AIに負けませんか?少しずつでも、暮らしの中でAIにはできない使命感を持った活動をしてみませんか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません