【50万円】購入する空き家の内部を見てきてたまげたよ【築77年】

2017.4.20


移住予定の広島県安芸高田市へやってきました。

今回は掲題の通り、購入する空き家の中を見せていただくべくやって参りました。

前回は外からの見学だけで、さらに雨天だったこともありざっとしか見られなかったので思う存分見てやろうと意気込んできました。

事前に間取りをいただいていたので、それを二人で見ながらここをこうしよう、ああしようと話し合いこんな図面まで作ってしまいました。
 
 

まずは改めて外身を見学

高台から家を見るとこんな感じ。

なんかいいですよね!!

御殿感がある。
ちなみにこの左下に見えているビニールハウスが私がお世話になる農業法人さんのものです。勤務先徒歩5分以内。

では、正面から。

うーん!いいなぁ!

白壁に赤茶色の瓦屋根。そこに黒のストライプが映える。石垣もめっちゃかっこいい。

ほんとにこれ50万円でいいの!?田舎バンザイ。空き家バンザイ。

でもまだ中が相当ヤバイことになっているという懸念はまだ拭えない。雨漏りしまくり腐りまくりなのかもしれないという不安を抱きつつ外見のチェックを進めます。

石垣の内側には少し庭があって、前の見学では気付かなかったのですがこんな池もありました。すげぇ…。

しかしこのままでは車を置くスペースがないので、池の無いほう(家に向かって右側)の石垣は崩してフラットな庭にする予定。
 
 

損傷の大きい屋根

素人目には、築80年にしてはかなりしっかりしているなという印象。唯一はっきり治す必要があるとわかるのが屋根のこの部分。

落ちかけてます。というかなんか落ちてますね。

工務店の方いわく、この部分のために瓦をどけて柱をやり替えるよりも減築したほうが手間も費用も抑えられる、とのこと。

もともと妻と「広すぎるなー、削ったりできるもんなのかな。」なんて話していたので願ったり叶ったり。間取り図で言うと、左側の12畳の部屋が6畳になる感じ。うん!ちょうどいい!庭も広くなるのでバーベキューもできるな。
 
 

家の裏側

裏にも広い庭があって、隅に柿の木がありました。ちょうど実がたくさんなっていて、これはうれしい付帯物件です。裏庭は畑にしたいな。好きなもの育てて朝採って食べる。最高。

 
 

いよいよ中へ…!

鍵をあけてもらいいよいよ念願の空き家内部へ。

あえて語らず写真をいくつかご覧いただきましょう。

美術館か!!

これ、壁紙でもシールでもなく全て直接壁に描かれています。芸術家が住んでいた家のようです。それ以上のことはわからないのでとりあえずこれらの絵のことは置いといて内部を見ていきましょう。
 
 

玄関

やっぱり絵が目につきますね。日本の古い家はなぜか段差が多い。玄関からいきなり三段階になっています。ここは一旦床を剥がしてフラットにします。
 
 

1階の部屋

見えにくいですけど天井にもびっしり描かれています。

一部雑草に侵食されつつありますが、基本的には造りがしっかりしていてとてもきれいでした!雨漏りも一切無いようでシミなどもほとんどない。
 
 

2階の部屋

実はこの家、右側の背の高い方は2階建てになっているのですが、おそらくもともとは蔵だったのを改装して家の一部にしたようです。なのでこっちは少し新しくて比較的きれいです。

 
 

風呂

改めてですけど、すごくね…?ってか落ち着かねぇ!!

風呂に全然目がいかないですね。もちろん古くはなっていますが結構広くてしっかりしたお風呂。浴槽はまさに昔のおうちによくある四角い深めの和浴槽。その横にはなぜか流し台?工務店の方もめずらしいですねーとおっしゃってました。

この浴槽と流し台は取っ払って、タイルも全部やり替えて大きい浴槽をセットします。
 
 
 
ざっとこんな感じです。あ、トイレはないです。もともとトイレあったであろう場所はなぜか板で頑丈に封鎖されていました。怖い。今はその代わりに仮設トイレが設置されているので、それの撤去とトイレの新設が必要です。トイレはかなり重要視しているので、最新のピッカピカのやつにします。ご安心ください。
 
 

空き家見学、楽しい!

空き家見学ハマりそうです。ここができたらまた他の空き家も買って改築したい。とにかく空き家がどんどん増えていってるらしいので、破格の値段で手に入るのです。一家だんらん御殿をいくつかつくるのもいいな。

時間とお金はたっぷりある。頭を使って人を集めてやりたいことやろう。

たぶん来月つくりたての実印持って購入手続きにいきます。ドキドキ。